鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4340回】 勉強していない料理人は、一流のお客様には相手にされない

2022年11月17日 | 住宅コンサルタントとして

料理人をはじめとする職人さんの世界も、

それからビジネスパーソンの世界も、

それは非常に似ているよなぁ、と感じます。

 

それは、ただ料理が上手であるとか、

ただ自分の専門分野における経験と知識があるとか、

それだけの力量しか無いと、

一流のお客様には相手にされないということ。

 

このことを分かっていない料理人やビジネスパーソンは、

実は結構いるのではないかと思います。

 

ではなぜ自分の専門分野を極めているだけでは、

一流のお客様に相手にしてもらえないのか?

 

それは一流のお客様は、損得で購入先を選ばず、

好き嫌いや「応援したいかどうか?」で決めるからです。

 

では、どうすれば、

お客様から応援したいと思っていただけるのか?

 

それは、高見を目指したり、

新しいことにチャレンジしている姿を見ていただくことです。

 

高見を目指したり、新しいことにチャレンジしようと思えば、

自分なりにいろんなことを研究したり視察したりして、

自分の至らなさを理解し、かつ目標が必要です。

 

そうなんです。

一流のお客様に支持されている料理人さん、

それからビジネスパーソンに共通するのは、

とにかく外に出ていろんなことを学び続け、

常に成長進化している方なのです。

 

一方、圧倒的に学びが少ない人や

同業他社を研究していない料理人などは、

もう本当に話をしていても浅くて面白くないのですね。

 

先日、とあるエリアの評判のお寿司屋さんに行ったのですが、

まあ大将がいろいろ話しかけてきたのですが、

もうホンマに内容が浅くて面白く無いのです。

 

しかもタメ口で・・・。

 

休日にいろんなお店を食べ歩き、

他店の研究をほぼしていない、

ということもすぐに分かりましたし、

接客レベルはひどかったです。

 

他の店を知らないから、己の未熟さが分からない。

 

学び続けなくてはならない最大の理由は、

己の未熟さを分からなくなるからだな、

と改めて気づかせていただきました。

 

いろんなところに足を運び、

身銭を切って自分の時間を費やして、

学び続けたいと思います。

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