昨日朝から長男も帰ってきて、
娘(ミニチュアダックス)の火葬に全員で参加し、
家族揃って骨を拾わせていただきました。
家内は1日に何度も娘を思い出しては涙を流すので、
もう目は真っ赤で目の周りが腫れていましたし、
次男も現実を受け止めきれていないのか、
いつも元気なのにずっとテンションが低い。
もちろん、私自身も、仕事以外の場では、
とてもまだ現実を受け止められていませんでした。
本当は感謝して娘をお見送りしなくてはならないのに、
いつまでも引きずっている、女々しい鬼山家。
家内は
「とりあえず近くのペットショップ、見に行ってみる?」
と言ってきたので、家族揃ってお店にいきました。
そこにはたくさんの犬と猫がいましたが、
ミニチュアダックスの女の子が2人いたのですね。
2人とも、すごく人懐っこくて、
しかもかわいいのです。
金額は非常に高額でしたが、
家族皆がもう一度元気を取り戻し、
かつ旅立った娘にちゃんと感謝の気持ちを持てるような
精神状態にしなければならないと私自身、思いました。
ミニチュアダックスを抱っこさせてもらって、
笑顔になっている家内、長男、次男の姿を見て、
私、即決で飼わせていただくことを決めました。
決断力が無く、いつも優柔不断な家内は、
私の決断の速さにビックリしていましたが、
とにかく誰かのお世話をすることが生き甲斐な家内にとって、
この決断は良いだろうと思いました。
また次男も、ふと母親を見ると、
ため息をついていたり、涙を流しているのを見るのはつらい、
と言っていました。
ということで、娘の火葬の後、
我が家に新しい娘を2人お招きし、
これから新しい生活をスタートさせることになりました。
旅立った杏(娘の名前)も、
きっと理解してくれることと思います。
これまで家族にたくさんの幸せをくれた杏に
家族全員心から感謝し、
新しい娘2人を責任を持って育て、
かつ愛情をタップリかけて育てていきたいと思います。