鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5042回】 圧倒的な量をやり切っているか、だけである

2024年10月19日 | 住宅コンサルタントとして
弊社のクライアント様には、
本当に優秀な若手スタッフさんが数多くいます。

異業種から転職して入社してきて、
2~3年でトップクラスの実績を出す営業マンや、
新卒で入社されてきて2年目で
年間24棟分の注文住宅のコーディネートを
完璧にやり切る方とか、
もうそれは本当に素晴らしい成果です。

そしてここ数年、こうした成果を出す方は、
人間性も本当に素晴らしい。

40~50代の世代がまだ20代だった頃、
仕事で成果を出している方の大半は、
結構鼻息が荒く、会社や上司に対し、
かなり態度が大きかった人が多かったですよね?

それがここ最近、成果を出す方の大半は、
もう本当に人間もできているのです。

圧倒的な結果を出しているのに謙虚。

そしてすなおで勉強好きだったりします。

更にここ最近、売れまくっている営業マンの大半は、
本当にイケメンが多く、所作も美しいんですね。

そんな中、あるクライアント様の営業マンの事例です。

この会社では、これまでの営業マンはプランを描かず、
住宅ローンや土地の問題をクリアして、
自社で家づくりを進めるか否かのジャッジをしていただく、
というのが役割だったのですが、
営業マンが営業設計となり、
プランは営業マンが描く、という形に変えたのですね。

お客様の前で自分が制作したプランをプレゼンし、
そこでお客様から出たご要望を
お客様の目の前でサクサク変更していく。

ライブ感覚の営業のスタイルに進化しているのです。

ここでポイントとなるのが、ウォークインホームの扱いです。

異業種から未経験で転職してきた、
このクライアント様のトップ営業マンは、
短期間でウォークインホームを非常に高いレベルで
扱えるようになっているとの報告をいただいたんですね。

で、なぜ短期間でマスターできたのかを訊いたのですが、
ずばり、「圧倒的な練習量」というシンプルな答えでした。

そうなんです、今も昔も、
結局結果を出せるくらい成長した人って、
圧倒的に量をこなした人って相場は決まっているのですね。

仕事が終わった後も、
自宅でウォークインホームの練習をずっとしているそうです。

結果を出している人ほど、
ワークライフバランスだの、休みが少ないだの、
そんな戯言を言っているのを聴いたことがありません。

ある時期、とにかく仕事の優先順位を上げ、
一定期間、仕事に没頭した人が真の実力をつけ、
長きにわたって活躍するだけの話なのです。

圧倒的な量をこなす。

皆さんは出来ているでしょうか?

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