なぜコンビニのドーナツは失敗したのか?
ニュースピックスの「HORIE ONE」の中で、
ホリエモンさんは、見事に解説をされていました。
最新の「HORIE ONE」は、
ホリエモンさんとクリスプサラダワークスの宮野社長との対談なのですが、
もうこれがメチャ面白いんです。
外食産業に関して、お二人で対談をされていましたが、
もう外食産業で起こっていることが、
そのまま住宅業界にも当てはまるよなぁ、と感じながら、
あっという間にエンディングを迎えてしまうぐらい、
引き込まれました。
コンビニのドーナツとミスドのドーナツ、
私、味の差は正直、ほとんど分からなかったです。
ただ、コンビニのドーナツの什器は、
レジ横に置く関係上、非常にコンパクトで、
せいぜい4~6種類のドーナツしか陳列できなかった。
ところが、ミスドに行くと、20種類近くの中から
何を食べようかと迷いながら買う楽しみがある。
すなわち、コンビニのドーナツは単なる食べ物なのに対し、
ミスドのドーナツは、選ぶ楽しみやワクワクも提供している。
この差だったのです。
これって、住宅業界も全く同じだよな、と思います。
単なる建築物を売っているのか?
それともワクワク楽しめる体験や、
心地良さ、気持ちの良い対応などもセットに売っているのか?
この差が、メチャ出てきているのです。
具体的には、今月のコンサルの中で詳細にお伝えしますが、
建築物を売っている会社と、
ワクワクする楽しい体験もセットで売っている会社の生産性の差が、
とんでもないことになってきているのです。
こうした市場の変化を把握し、
自社の商品やサービス、接客、売り場を変えられるかが、
今、ほんとうに重要だと感じています。
皆さんの会社が売っているものは何ですか?