鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4672回】 オープンしてからよりも、今の方が好調なお店こそホンモノ

2023年10月15日 | 住宅コンサルタントとして

金曜日に5回目のコロナワクチンを接種した鬼山です。

 

家内はワクチンを接種すると、熱が出て

身体がだるくなるのに対し、

私、熱は全く出ないのですが、

とにかく眠くなってしまうのです。

 

という訳で、昨日、一昨日と

ショートスリーパーの私が非常によく眠れました。

 

という訳で本題です。

 

特にベーカリーがそうなのですが、

オープンした当日は、とにかくお客様が殺到し、

連日、完売が続く。

 

そのタイミングでメディアにも取り上げられ、

更に行列が連日、できるようになる。

 

ところが、2~3か月経つと、珍しくなくなって、

行列もできなくなり、売れ残りが出始める。

 

そしてオープン当初の売上の約半分程度の売上に落ち着く。

 

これ、商売の理想の展開ではありません。

 

これはいつも言っておりますが、商売の王道とは、

 

「商いを続ければ続けるほど、ファンが増え、

売れやすくなっていき、売上が高いレベルで安定すること」

 

なので、王道の展開ができていないことになります。

 

これを防ぐには、どうすれば良いか?

 

ポイントは、オープン時に過度な販促もせず、

仮にメディアに取り上げられてもそこに喜ばず、

とにかく商品を改善改良したり、新商品を開発し続ける。

 

接客を磨き続ける。

 

店舗を徹底的にキレイにする。

 

地に足の着いた商いをコツコツと継続するに限るのです。

 

そうすることで、ファンが少しずつ着実に増えていき、

高いレベルで売上が安定するようになるのです。

 

ポイントは、商品・接客・しつらえの面で、

とにかく進化成長を続けること。

 

そのベースがあって、マーケティングを強化することで、

効果がより発揮されるのです。

 

オープンして、3年経過した今が、過去最高の売上です、

みたいなお店こそホンモノなのです。

 

ホンモノになるために、日々、学び続け、改善し続けましょう。


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