鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3791回】 決断した時点では、正解は決まっていない

2021年05月17日 | 住宅コンサルタントとして

1996年、大学を卒業して就職し、

最初の赴任地である北海道旭川市に住み、

家内の父の反対を押し切って家内を呼び、

一緒に暮らし始めました。

 

そして32歳の時に、当時勤めていたメーカーを退職し、

年収が300万円以上、下がる中、

コンサルタントに転職をしました。

 

更に2010年(自分の中では2009年に決断)、

前職のコンサル会社を退職し、起業しました。

 

自分の人生を振り返ると、

過去に大きな決断を3回、しています。

 

23歳の時点での結婚の決断、

32歳での転職の決断、

37歳での起業の決断。

 

決断した時は、うまくいくかどうかの保証なんてありません。

 

家内と一緒に暮らしたとき、

うまく結婚生活がいく未来もあったし、

うまくいかなくて別れる、という未来もあった。

 

年収が大幅に下がって転職をした際、

成功して年収が大きく上がる未来もあれば、

結果が出ず、住宅ローンが払えなくなって自己破産、

という未来もあった。

 

37歳で起業した時も、

うまくいく未来もあれば、

2年で全クライアント様とのご縁が終了し、

路頭に迷う未来もあった。

 

学校のテストには、正解が必ずありますが、

実際の人生や経営に関しては、

正解なんて事前には存在しないのです。

 

自分が決断したことが、

数年先に振り返った際に「正解だった」と思えるよう、

決断後の行動が大切なのです。

 

私自身は自分の人生を自分なりに考え、

 

どう生きたいか?

自分がやりたいことは何か?

そのやりたいことで、稼いでいけるのか?

 

ということを分析したりもしました。

 

自分なりにやれることをコツコツ継続し、

現時点では、結婚・転職・起業共に

決断は正解だった、と感じています。

 

でも、これはあくまで現時点の見解であって、

この先、私が努力を怠ったり、人間的成長を辞めれば、

転職や起業は間違いであった、という未来も待っているのです。

 

自分の決断を正解にする行動力を持っている人が、

大人なのではないか、と思う今日この頃です。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【第3790回】 ユーザー... | トップ | 【第3792回】 成長の過... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

住宅コンサルタントとして」カテゴリの最新記事