1996年、大学を卒業して就職し、
最初の赴任地である北海道旭川市に住み、
家内の父の反対を押し切って家内を呼び、
一緒に暮らし始めました。
そして32歳の時に、当時勤めていたメーカーを退職し、
年収が300万円以上、下がる中、
コンサルタントに転職をしました。
更に2010年(自分の中では2009年に決断)、
前職のコンサル会社を退職し、起業しました。
自分の人生を振り返ると、
過去に大きな決断を3回、しています。
23歳の時点での結婚の決断、
32歳での転職の決断、
37歳での起業の決断。
決断した時は、うまくいくかどうかの保証なんてありません。
家内と一緒に暮らしたとき、
うまく結婚生活がいく未来もあったし、
うまくいかなくて別れる、という未来もあった。
年収が大幅に下がって転職をした際、
成功して年収が大きく上がる未来もあれば、
結果が出ず、住宅ローンが払えなくなって自己破産、
という未来もあった。
37歳で起業した時も、
うまくいく未来もあれば、
2年で全クライアント様とのご縁が終了し、
路頭に迷う未来もあった。
学校のテストには、正解が必ずありますが、
実際の人生や経営に関しては、
正解なんて事前には存在しないのです。
自分が決断したことが、
数年先に振り返った際に「正解だった」と思えるよう、
決断後の行動が大切なのです。
私自身は自分の人生を自分なりに考え、
どう生きたいか?
自分がやりたいことは何か?
そのやりたいことで、稼いでいけるのか?
ということを分析したりもしました。
自分なりにやれることをコツコツ継続し、
現時点では、結婚・転職・起業共に
決断は正解だった、と感じています。
でも、これはあくまで現時点の見解であって、
この先、私が努力を怠ったり、人間的成長を辞めれば、
転職や起業は間違いであった、という未来も待っているのです。
自分の決断を正解にする行動力を持っている人が、
大人なのではないか、と思う今日この頃です。