鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3792回】 成長の過程で、必ず負荷はかかるもの

2021年05月18日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、お伺いしていたクライアント様は、

このコロナの中、4月は過去最高の受注でした。

 

先週、お伺いしていたクライアント様も皆、順調で、

お付き合いの長いクライアント様は皆、

今年は非常に好調です。

 

受注が好調になると、

当然ながらお客様とのお打合せ回数が増え、

仕事量が増えていきます。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様も、

数年前に比べると受注が倍以上なので、

打合せ量も業務量もハンパなく増えているかと思いますが、

スタッフの皆様からは疲弊感はあまり感じられず、

実務のスピードも確実に上がっておられるなぁ、と感じていました。

 

ビジネスパーソンも、会社も、

一段上のステージに行く時は、

一時的に仕事の量が増え、

キャパオーバー気味になります。

 

そしてそれまでの仕事量では表面化しなかった、

さまざまな問題が露呈されるのです。

 

その問題を解決するために、

いろんな工夫をしたり、改善を繰り返す中で、

仕事の実務力は以前と比較すると相当レベルアップします。

 

過去だととてもこなしきれなかった業務を

涼しい顔でこなせるようになっていく。

 

こうして企業として、個人として成長していくのです。

 

このことを理解できていない組織やビジネスパーソンは、

 

「仕事量が多すぎる」

「他にスタッフを増やしてもらわないと・・・」

 

と言ったりするのですが、

そもそもレベルUPする前には、負荷がかかるもの。

 

筋トレなんかでも、筋肉に負荷をかけ、

筋肉痛になりながら、ついていく訳ですが、

仕事も全く同じなのですね。

 

だから、仕事の実務量が増えていて、

自分やチームに負荷がかかっているということは、

次のステージに確実に向かっている、ということなのです。

 

その状況に感謝し、楽しまないともったいないですよね。


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