鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3846回】 トップの行動が、会社の風土を決める

2021年07月11日 | 住宅コンサルタントとして

「お客様第一」ということを掲げている会社の社長が、

お客様のことを「様」づけで呼んでいない。

 

「ルールを守る」ということを日頃から言っているトップが、

会議の時間にかなりの頻度で遅刻してくる。

 

「ご縁が大事」と言っている経営者が、

協力業者さんやビジネスパートナーに対して非常識。

 

こういう経営者が経営する会社は、

確実に一流になれません。

 

トップの発言と行動に矛盾があるからです。

 

そしてこういう会社の場合、

社員さんはどう考えるかというと、

 

「とりあえず、社長が言っていることに逆らうと、

面倒なことになるので、表面的に従っているフリはしよう」

 

というように考え、行動するようになります。

 

そして役職の高い人の中には、

お客様を大切にしない、

時間を守らない、

仕入れ先やビジネスパートナーに対して横柄な人が

確実に出てくるのですね。

 

一流の会社になりたければ、

この逆をやれば良いだけです。

 

すなわち、トップ自らが、

自分の言ったこととやっていることに

一貫性を持たせるだけで組織の雰囲気は変わってきます。

 

そして実績を出しているだけの人を出世させるのではなく、

会社が大切にしていることを順守している人に

より高い地位を与える会社が、良い会社になっていきます。

(もちろん、それなりの結果が出ていることが条件ですが・・・)

 

トップが言行一致していることが、

良い会社をつくっていく上で不可欠なのです。


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