昨日は私の父母を中心に、一族が集まりました。
私の中では、新年をお祝いすることが目的ではなく、
高齢の父母に何かあった際に備えて、
決めるべきことをすべて決めることが目的でした。
そのきっかけは、
人の死後、葬儀会社を決めるのに数時間しかない、
ということをビジネス系の動画を見たときに知ったからです。
私、仕事以外の面では本当に世間知らずで、
一般常識とかは無知なので知らなったのです。
本人の意思にそぐわない形で、
葬儀会社やお墓を決めることがあっては悲しいなぁ、と
個人的に思いました。
父母も高齢で、あと何年、生きてくれるか分からない。
例えばお葬式に参列して欲しい人は誰なのか?
どういう葬儀を希望するのか?
お墓の場所や希望する戒名は?
両親の希望を教えてもらって、
それに沿って進めるのが、
長男の役割であり使命だよな、
と思ったのです。
生前の間に決めておいた方が良いことを
まとめたノートを本屋さんで事前に購入していたので、
それに沿って一族内で話を進めていきました。
両親の希望を両親に確認しながら、
各項目について、兄弟内の誰がやるのかを決めていきました。
そしてそのノートには書かれていなかったので、
私自身、気づいていなかったのですが、
どうやら父と母、とにかくモノを捨てれない性格で、
ものすごい量のモノを持っているそうです。
終活に向けて、それらの整理も
そろそろスタートしないといけない、
ということも決まりました。
そしてそれらを一通り決めた後は、
いつも恒例なのですが、
一族内の数々の伝説的なエピソードを取り上げては、
私か姉が強烈なツッコミを入れて、皆で大笑いするという、
鬼山家独特の昔話で盛り上がりました。
久しぶりにお腹が痛くなるくらい、笑いました。
還暦、古希、喜寿、傘寿。
結婚50周年など、両親の節目ごとに、
子・孫・ひ孫が集まって、お祝いをしてきました。
一族、かなり仲が良い方だと思います。
これだけ大勢の家族をつくってくれたことは、
本当に両親の功績だと思うのです。
なので、万が一のことがあった際には、
両親の望む形で進めてあげたい。
そのための準備をコツコツとやっていきたいと思います。
皆さんは、親の万が一に備えて、準備をされていますか?