これからの時代、建築業界はインフレが続きます。
すなわち、需要>供給となるのです。
需要とは、住宅会社側が必要とする材料や手間。
供給とは、
納材業者さんや職人さんが提供できる材料や手間。
住宅会社が必要とする量の方が圧倒的に多くなる、
ということは、今まで仕事をお願いした時、
当たり前にやってもらえていたことが、
やってもらえなくなる、ということ。
というか、住宅会社側が頼んだ仕事を
受けてもらえないケースがドンドン増えていく、ということ。
すなわち、仕入れ先さん、職人さんに好かれ、
「御社の仕事、是非やらせてほしいです!」
と言われる住宅会社が勝ち、
「あなたの仕事、請けられないです」
と言われる住宅会社が負けるのです。
後者の会社の特徴は、
・とにかく段取りが悪い
・人として気持ちの良い付き合いができない
・「俺は客だ!」的な考えが抜けきらない
という感じです。
結論から言うと、相手の立場に立って物事を考えたり、
仕事の依頼ができる会社が勝つ、ということです。
デフレ時代のように、需要<供給で、
「とにかく仕事をさせて下さい」と
お願いしてくれる方がたくさんいた時代の価値観から
抜け出せない会社は、仕事を回せなくなるでしょう。
協力業者さん、職人さんから、
選ばれる会社が勝つ時代が、
間もなく始まります。
みなさんの会社は、選ばれる会社でしょうか?