鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第4103回】 売るのは商品ではなく、会社と自分

2022年03月25日 | 住宅コンサルタントとして

売れない営業マンは、商品を売りますし、

売れない理由を商品のせいにします。

 

一方、売れる営業マンは、会社と自分を売ります。

 

会社の考えであったり、

会社が事業を通して目指していることを具現化したものが、

自社の商品である、という本質を理解しています。

 

そして自社に誇りと自信を持ち、

自社に自分自身が共感していることをお伝えし、

価値観が似たお客様の心をグッとつかむのです。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様は、

住宅事業に携わるスタッフ全てが、

自社に誇りを持っており、

しかも自分の言葉で自社のことを伝えられるのです。

 

なぜこの会社で働いているのか?

なぜ住宅に携わっているのか?

自分自身が仕事を通じて実現させたいことは何か?

 

これらの問いに対し、全スタッフさんに質問していったのですが、

もう皆さんの回答に私、胸が熱くなりました。

 

こういう会社で働くことができているスタッフさんは、

メチャ幸せですし、

こういう会社をつくりつづけてきた歴代の経営者は、

本当に名経営者だと思います。

 

実際、この会社に引き寄せられるお客様は、

人間的に素晴らしい方ばかり、

すなわちエリアの中でも上質な方ばかりなのです。

 

ですからすごいことですが、

ウッドショックの価格値上げ分を正直にお伝えし、

その上昇した分をお客様にご負担いただいて、

業績を伸ばしながら、この時代に粗利益も確保しているのです。

 

勝ち組のパターンですね。

 

スタッフさんが誇りを持って働くことができる会社。

お客様や地域の方にとって、無くてはならない会社。

質の高い住宅を提供し、幸せなご家族を増やす会社。

 

そういう会社を日本に1社でも多くつくるための

お手伝いをしたい気持ちがますます高まってきます。

 

クライアント様からたくさんのパワーをいただけるので、

この仕事を17年やっていても、全く熱が冷めません。

 

本当にありがたい環境で仕事をさせていただいております。

 

感謝です。


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