ここ最近、たまにあるのですが、
キャッシュフローとP/L(損益計算書)が
ごちゃごちゃになっているケースがあります。
月次決算を出していくのに重要なのは、
「売上がいくら立つのか?」
「当月の販管費はいくらかかったのか?」
「売上が立った物件の原価はいくらか?」
の3点なのです。
ところが、売上を入力すべきところに、
なぜか施主様からの入金を打ち込んだり、
更には原価を入れるべきところに、
業者さんへの支払いを入力したりするケースを
ここ最近、数社で拝見しました。
入金や業者さんへの支払、
更には金融機関への支払などは、
資金繰り表の中で管理すべきことで、
これを損益計算や月次決算の中に組み込んで考えると、
本当に訳が分からなくなるのです。
損益計算書、貸借対照表、資金繰り表。
この3つの目的や意味を正しく理解し、
正しく活用したいものです。