鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3982回】 分かりやすいカテゴライズを

2021年11月24日 | 住宅コンサルタントとして

スーパーに買い物に行くと、

野菜コーナー、精肉コーナー、

調味料コーナー、粉物コーナー、

お菓子コーナーというように、

カテゴリーごとに商品が集まっていて、

お客様からすると、とても分かりやすいですよね?

 

これが、すべての商品がアイウエオ順に

入口から並んでいたら、

欲しい商品がすぐに見つからなくなるでしょう。

 

異業種のことであったり、

自分がお客様の立場に立てばわかることが、

いざ自分たちが売り手側になると、

こういう顧客視点で物事を考えられない会社が、

結構存在します。

 

商品開発力がある会社、

それからいろんなFCやVCに

加盟するのが好きな住宅会社の場合、

商品がたくさんあって、

それが無造作にHP上に並べられていて、

お客様からすると非常に分かりにくい、

という会社も多々、あります。

 

また、商品Aと商品Bがあったとして、

その違いがお客様からすると分かりにくい、

というケースもあります。

 

これを飲食店に例えて説明します。

 

例えば、定食Aと定食Bがあるとします。

 

両方ともメインは豚の生姜焼きで、

それにご飯とお味噌汁、キャベツがついている。

 

AとBの違いは何かというと、

キャベツの切り方が違うというお店があったとしたら、

ちょっとその定食屋さんに物申したくなりませんか?

 

「そこ?AとBの違いって!」

 

となりますよね?

 

定食屋さんだったら、メインの差で商品を分ける。

 

住宅会社であれば、デザインの差で分けるべきで、

工法の違いや性能の違いで商品を分けると、

お客様にとっては分かりにくいのです。

 

皆さんの会社の商品は、

売り場も商品構成も

お客様にとって分かりやすいでしょうか?


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【第3981回】 あれもこ... | トップ | 【第3983回】 正しい順番 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

住宅コンサルタントとして」カテゴリの最新記事