鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5091回】 自分の遺伝子にスイッチが入った時

2024年12月07日 | 住宅コンサルタントとして
私自身の遺伝子にスイッチが入ったのは、
まさにコンサルタントに転職をした時でした。

それまでのメーカーの営業マン時代から、
年収が350万ほど下がって、
しかもメーカー営業マン時代の年収で
建売住宅を買い、住宅ローンを組んでいたのです。

当時の年収から換算して、
3年以内に前職の年収を超えなければ、
貯金を使い果たし、自己破産してしまう。

前職の年収を3年で超えなければ、
家族を路頭に迷わせてしまう・・・。

当時は怖いもの知らずで、
この状況によく自分を追い込んだと思いますが、
当然家内や子どもを路頭に迷わせたくないため、
猛烈に仕事に取組み、はやく結果を出す必要が
当時の自分にはあったのです。

当時の見習いのコンサルタントの方と比較して、
3~4倍の仕事を抱え、
会社に泊まり込んで仕事をし、
疲れてくるとイス3台を横に並べ、簡易ベッドをつくり、
1時間仮眠をしてまた仕事もしました。

転職当時は知識が全く足りていなかったため、
日々、仕事をしつつ、とにかく本を買いまくって
インプットも同時にやっていました。

結果、年間休日は5日ほどで、
1日の労働時間は16時間以上。

これを4年ほど続けていたと思います。

今から思うと、前職に在籍していたのは、
わずか5年5か月でしたが、
その中の4年間は住宅不動産部門で年間1位でした。

そしてその後起業し、間もなく14年となる訳です。

まさにそれまでのメーカーの営業マン時代と比較して、
自分の遺伝子にスイッチが入った後、
明らかに自分の人生は劇的に変わりました。

私の場合、自分で自分を追い込むために、
もの凄い環境に自分の身を置いたのですが、
自分の遺伝子にスイッチを入れるやり方は、
いろんなやり方があるかと思います。

2024年、弊社のクライアント様のスタッフさんの中には、
自身の遺伝子にスイッチを入れた方が何名かおられますが、
その方たちは見事に仕事で成果を出されるようになりました。

自分の遺伝子にスイッチを入れ、
自分の未来を変えていく。

2025年もそういうスタッフさんが生まれるよう、
いろんな発信をしていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする