住宅業界のコンサルタントになった2005年以来、
個人的に私が推してきたのは、
・高気密+高断熱
・自然素材
・基礎断熱
・熱交換換気
ということでした。
それは北海道に9年住んで、
資材メーカーの営業マンとして
いろんな会社の家をたくさん見て、経験した結果、
本当に自分が良いと思えたからです。
ただ、上記を全て実現させると、
当然ながら製造原価は高くなります。
またクライアント様とご縁をいただいた際に、
力を入れている工法や仕上げがありますから、
自分の考えを一方的におすすめすることはしておりません。
ただ、ゼロから住宅事業を立ち上げたクライアント様には、
私がおすすめする仕様で
商品をつくっていただくことが多いです。
そしてこの私がオススメのパッケージで
商品を開発していただいたクライアント様では、
業界でここ5~6年、無責任に出店エリアを広げている、
私が最も嫌いな○○工務店や、
性能重視の○○工務店などと競合するケースが
ぶっちゃけ、ほぼ無いのですね。
これ、なんでなんだろう、と
以前から私、考えていたのですが、
感覚的にしか理解しておりませんでした。
ところがここ最近、
とあるフレームワークを学んだのですが、
そこに答えがあったのです。
なぜ高性能+自然素材のパッケージは、
多棟数ビルダーと競合しないのか?
こうしたことの本質を理解した上で、
もう一度、自社の商品を考えたり、
市場内における自社のポジションを検討すると、
面白いかもしれませんね。
このあたりのことを12月、
お伺いした際にお伝えさせていただき、
2025年の戦略を考えていきましょう。