この時期になると、
クライアント様からのお歳暮が届くのですが、
あるクライアント様からいただいたお歳暮の中に、
丁寧な手書きのお手紙が入っておりました。
あるクライアント様の奥様が、
丁寧に書いて下さったもので
私、目を通したのですが、
本当に嬉しい気持ちになりました。
いただいたお手紙の内容をまとめると、
・前期の決算がまとまったが、
自分たちが親から経営を引き継いで以降、
過去最高の決算だったこと
・これも頑張ってくれた社員さんと
苦しい時からいろいろと指導してくれた私のおかげで
本当に感謝している、ということ
・更に成長してスタッフの皆様やお客様に
貢献できるようになるので、今後も宜しくお願いします
という感じでした。
このクライアント様とは、
17年以上のお付き合いで、
社長ご夫妻が先代から引き継ぐ前から
いろいろと関わらせていただいております。
当時、経営はかなり厳しく、
財務面では債務超過でしたし、
スタッフさんの定着率も非常に低かったのですね。
また先代の人脈のつながりの中でしか、
お仕事を受注できていなくて、
見学会などで来場されたお客様に対しての
営業手法もよく分かっておられない状態でした。
で、毎回、私の実際、こういうシーンだと
このようなお話をされると良いですよ、
と実際にお話をしていたのですが、
それを毎回、録音し、何度も繰り返して
トークのパターンを覚えていかれました。
他社と競合した際には、
どのような対策を打つべきか、という質問をいただき、
それに対する回答をすると、その通りに実践されたりし、
着実に営業力はついていきました。
そして社長ご夫婦も経験を積みながら、
人としても着実に成長をされ、
社員さんに対し、愛と感謝の気持ちが
年々、強くなっていきました。
商品を開発し、広報担当者を採用され、
日々の発信もコツコツとされている。
結果、激戦区の中で、きらりと光る工務店さんになり、
社員さんの定着率も非常に高くなりました。
債務超過も数年前に終わり、
今では毎年、安定した利益を出され、
自己資本比率も上昇し、健全な工務店となられました。
デザインも性能面も優れた家をつくり、
お客様と社員さんを大切にされ、
皆から必要とされる住宅会社。
こういう住宅会社が日本中に1社でも多く増え、
日本の珠環境のレベル向上のために、
これからも仕事をしていきたいと思っています。