自分が理解していることを言語化し、
相手に伝えることって、とても難しい。
インプットすることは難しくありませんが、
インプットしたことをアウトプットするということって、
それはもう、本当に難易度が上がるのです。
だからこそ、自分の知識や伝えたいことを
言語化するためのトレーニングって必要なんですね。
そのために、営業職の人は業種問わず、
ロープレを定期的に行う必要がある訳です。
弊社のクライアント様で
住宅会社として優秀な会社さんの場合、
いきなりロープレを皆の前でやって下さい、
と無茶ぶりしても、皆さんやって下さいます。
ところが、建材店の営業さんたちに同じように振ると
営業の皆さん、結構躊躇されるのです。
建材店の営業マンは、基本受け身。
工務店さんから来る注文をこなすことが
どうしても多くなってしまうので、
自らの意思で何かをするというよりは、
工務店さんから依頼されたことに対応する、
ということがどうしても多いので、
気づけば自分たちから積極的に何かする、
ということをやらなくなってしまうのです。
実際にある商材を売り込むシーンで
ロープレをやっていただいたのですが、
商談の組み立て方であったり、
商品の説明の方法などにおいて、
改善すべき点が多々、見つかりました。
そして改めてですが、
日頃からのアウトプットの練習が如何に大切か、
ということを私自身も実感できました。
元資材メーカーのトップ営業マンとして、
私も建築資材の営業シーンでのロープレを
25年ぶりに行いましたが、
私、まだまだ営業マンとして通用しそうです(笑)。
それはやはり日々、自分が学んだり、
他のクライアント様で教えていただいた事例を
クライアント様が深く理解できるように
工夫したアウトプットを日々、行っているからだと思います。
日頃からどれだけアウトプットしているかが、
営業マンとしては本当に重要なのです。
アウトプットを日々、意識してインプットできていますか?