家内とは大学4年生の頃からお付き合いしていて、
社会人3年目で結婚したのですが、
今でも家内の実家に初めて訪れた時のことを鮮明に覚えています。
私の実家は、私が高校1年の時に建替えたのですが、
センスが全く無い私の両親と、
これまたセンスが全く無い大阪の工務店がつくったので、
空間も洗練されていなく、まあ普通以下の家でした。
食事が終わったら、テレビのチャンネル争いを家族で行う。
テレビを見ながら、番組に突っ込んだりするという感じで、
テレビをつけていなかったら、間が持たない感じでした。
しかしながら、家内の実家は、
一級建築士でもあり、プロダクトデザイナーでもある
家内の父が設計し、大手メーカーに建ててもらった家なので、
家の中のデザイン、そしてダイニングやリビングから見える庭が
とにかく素敵だったのです。
そして衝撃的だったのは、テレビをつけないこと。
ダイニングにはとても大きなダイニングテーブルがあって、
食事中も会話がなぜか弾むし、
食事が終わった後もずっとダイニングテーブルから離れず、
お茶を飲んだりフルーツを食べたりしながら、
いろんな話に花が咲く感じで、
本当にすごく居心地が良く、良い時間が流れていきました。
家によって、こんなにも食事の時間や食後の時間が変わるのか!
家によって、こんなにも暮らしが変わるのか!
それを自分自身で実感できたのです。
そして結婚してからというと、
自分の実家よりも家内の実家に
私自身が帰りたくなりましたし、
何故か自分の実家には寄りつかなかったです。
この経験が、今の仕事をさせていただく上で本当に活きていて、
素敵な家に住むと暮らしが一変するということを
自分自身が実感しています。
そして家内の実家と同じように
ダイニングに大きなテーブルを以前の家にも置いたのですが、
そうすると食事が終わった後もダイニングから皆、離れないし、
子どもはダイニングテーブルで勉強するし、
私もダイニングテーブルで仕事をするようになり、
ダイニングが何だか図書館のようになって、
寝る直前まで皆、ダイニングリビングで過ごすようになりました。
家族の仲が良いのは、
こうした家で暮らしてきたことも大きいと思います。
家族揃っていられる時間は限られています。
だからこそ、一緒に過ごす時間を心から楽しめる家を建てていただきたいと
自分が営業マンであったなら、お客様に伝えたいな、と思います。
(←クライアント様から教えていただいたYouTube番組に影響を受けまくり・・・)
お客様にどうなってもらいたいか、という強い思いを
売れる営業マンは皆、持っているのです。
何を自分は提供したのか?
お客様にどうなってもらいたいのか?
その意思を持てていますか?