鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3725回】 理由ある家づくりを

2021年03月12日 | 住宅コンサルタントとして

今の時代、お客様は、

かなりの専門的知識を情報収集した状態で、

住宅会社を訪問します。

 

UA値のことも、断熱材のことも、

サッシのことも、換気システムのことも、

それから耐震性能についても、です。

 

許容応力度計算をしているか?

気密測定はやっているか?

アフターや保証はどのような体制なのか?

 

そういったことについても、

YouTubeでいろんな方が有益な情報を発信しているので、

しっかりと理解した状態で来場されるのです。

 

これまで口八丁手八丁で、

その場しのぎの対応でお客様の質問をかわし、

受注を取ってきた営業マンは、一瞬で見抜かれます。

 

自社の家づくりに一本の軸が無い会社は、

勉強したお客様には選ばれない時代になりました。

 

弊社の考え方としては、

工法や仕様、販売価格などは

クライアント様の考えを尊重させていただくのですが、

しっかりとした根拠や理由を設けていただくことを

お願いしています。

 

私個人的には、

 

・基礎内断熱派

・ウレタン断熱派

・屋根断熱派

・給気ダクトレスの熱交換換気システム派

・無垢床+漆喰の室内仕上げ派

・玄関土間収納は必須アイテム

・ダイニング中心の設計

 

というのが理想だと思っています。

 

自分なりに、上記を推す理由を聞かれれば、

根拠を持って説明できます。

 

理由がある家づくりを

信念を持った家づくりを

やっていない会社は、淘汰されていくでしょう。


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