鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3746回】 自社の良いところを見る眼があるか?

2021年04月02日 | 営業マンとして

どんな人でも、どんな会社でも、

必ず良い点と悪い点があります。

 

完璧な人、完璧な会社など、存在しません。

 

売れる人、お客様に好かれる人に共通するポイントは、

とにかく良いところに自然と眼が向く人です。

 

ポジティブ、美点凝視、プラス志向。

 

こういう要素を持っている人からは、良い波動が出ているので、

同じようなプラス志向の方を引き寄せます。

 

基本、全員がこうなれれば良いのですが、

ネガティブ、マイナス思考、人の欠点にばかり眼が向く人も存在します。

 

私、過去に2社の会社で仕事をさせていただいてきたので、

本当によく理解できるのです。

 

過去、お世話になった会社の会社員だった頃、

自分自身は勤めさせていただいている会社に

とても自信と誇りを持っておりましたし、

他の同業者との違いをしっかりと伝えることが自然とできていました。

 

特に最初に勤めさせていただいたメーカーには、

もちろん今でも愛着があります(←創業者であったり上司に対して)。

 

私自身は、会社の良い部分に眼が自然と向かい、

いろんな工務店さんに対して、

 

「絶対にウチの会社の商品を採用した方が、

長い目で見た時にメリットがあります!」

 

ということを言えていましたが、

あんなに良い会社だったのに、

自社の短所に眼が向かっていた同僚や先輩も

結構、存在していました。

 

商品が高い。

北海道向きの商品でない。

合板では無く、素材がMDFである。

カタログが見づらい。

ショールームが無い。

などなど。

 

でも、

 

「価格が合えば、当社の商品を使っていただけますか?」

「こう施工していただければ、北海道でも全く問題ありません」

「MDFには、こういうメリットがあるのです」

「カタログが見づらければ、別に資料をお作りさせていただきます」

「ショールームにお客様をお連れいただくのであれば、私が送迎します」

 

とナンボでも切り返せるのですが、

ネガティブな営業マンだとお客様がおっしゃったことを

そのまま受け止めて、

 

「だからウチの会社はダメなんだ・・・」

 

という考えになってしまうのですね。

 

どんな会社でも、良い点と悪い点が同居しています。

 

売れる営業マンは、自信と誇りと情熱を自社に持っており、

お客様に対して堂々と自社の良いところを伝えられるのです。

 

皆さんは、自社の良いところに自然と眼が向かっているでしょうか?


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