WEB広告を展開する際に重要なのは、
アクションを起こしやすいLP制作と、
もう一つはクリック率の高いバナー制作です。
LP、バナー共に、クオリティの高さが不可欠なのです。
ここで、特にバナー制作に関して、
最近感じることをまとめます。
私の場合、16年間、
住宅会社のマーケティングに関わらせていただいておりますが、
バナー制作をデザイナーさんにお任せすると、
デザイン的に非常に洗練されたバナーをつくってもらえたりしますが、
具体的にどんなイベントなのか、何が言いたいのか、とかが
イマイチ、分かりにくいデザインになっているケースもあるのですね。
ターゲットとなる人が見て、
0.5秒以内に伝えたいことが理解できる内容にしておかないと、
見た方にスルーされてしまうのです。
マーケティング担当者であれば、
見る人の立場に立って自社のサイトや広告バナー、LPを見て、
分かりにくい点や動線が悪い点を見つけ、
改善をしていく必要があるのです。
個人的に、バナーのデザインは洗練されていた方が良いのですが、
バナーに書かれている文字は、ベタな表現の方が良いと思っています。
ちょっと難しい字体の英語表記であったり、
やたらと横文字を多用するのは、
特にバナーに関してはお勧めしていません。
デザイナーはカッコイイデザインを追求することが使命で、
それはもちろん重要なことです。
マーケティング担当者は、ターゲットとなる方の視点で、
自分たちが伝えたい内容が伝わるかどうかをジャッジし、
伝わらないのであれば、伝わるようにデザインや表現を変えていくことが使命です。
そして住宅会社に必要なのは、マーケティング担当者なのです。