鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3745回】 デザイナーとマーケッティング担当者との差

2021年04月01日 | 住宅コンサルタントとして

WEB広告を展開する際に重要なのは、

アクションを起こしやすいLP制作と、

もう一つはクリック率の高いバナー制作です。

 

LP、バナー共に、クオリティの高さが不可欠なのです。

 

ここで、特にバナー制作に関して、

最近感じることをまとめます。

 

私の場合、16年間、

住宅会社のマーケティングに関わらせていただいておりますが、

バナー制作をデザイナーさんにお任せすると、

デザイン的に非常に洗練されたバナーをつくってもらえたりしますが、

具体的にどんなイベントなのか、何が言いたいのか、とかが

イマイチ、分かりにくいデザインになっているケースもあるのですね。

 

ターゲットとなる人が見て、

0.5秒以内に伝えたいことが理解できる内容にしておかないと、

見た方にスルーされてしまうのです。

 

マーケティング担当者であれば、

見る人の立場に立って自社のサイトや広告バナー、LPを見て、

分かりにくい点や動線が悪い点を見つけ、

改善をしていく必要があるのです。

 

個人的に、バナーのデザインは洗練されていた方が良いのですが、

バナーに書かれている文字は、ベタな表現の方が良いと思っています。

 

ちょっと難しい字体の英語表記であったり、

やたらと横文字を多用するのは、

特にバナーに関してはお勧めしていません。

 

デザイナーはカッコイイデザインを追求することが使命で、

それはもちろん重要なことです。

 

マーケティング担当者は、ターゲットとなる方の視点で、

自分たちが伝えたい内容が伝わるかどうかをジャッジし、

伝わらないのであれば、伝わるようにデザインや表現を変えていくことが使命です。

 

そして住宅会社に必要なのは、マーケティング担当者なのです。


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