この時期、夕方から夜になりかけの時間帯に、
しょっちゅう救急車のサイレンを耳にすることが多くなります。
弊社のクライアント様には度々、お伝えしていますが、
このサイレンは、ヒートショックにより、
お風呂場で意識を失っている老人である確率が高いのです。
交通事故による死者の2.5倍から3倍の方が、
年間でヒートショックで亡くなっていますが、
その大半が11月~3月までに集中しているので、
ほぼ毎日のように耳にするのです。
そしてヒートショックの原因が、
家の断熱性能の低さによるもの。
脱衣室と浴室があまりに冷えているので、
暖かいリビングから移動し、
お風呂に入った時に意識が無くなるのです。
このヒートショックを防ぐためには、
高気密・高断熱・基礎断熱・熱交換換気がベスト。
そうすることで、脱衣室が寒くならず、
浴室内も温度差がほぼ無い環境となるのです。
コロナよりも、この時期のヒートショックの方が、
よほど死者数が多いのですが、
相変わらずメディアは煽りまくってますものね・・・。
高性能住宅を日本に広げていきたいです。