中小企業は、組織も小さく、
スタッフさんの人数も限られていますので、
全てのお客様の多様なニーズに対応していては、
あらゆる業務がいい加減となります。
だから、自社のお客様を絞る必要があるのです。
また近年、クレーマー体質の方や、
モンスターペアレンツ、
モンスターカスタマーもこの世には存在します。
こうしたモンスターと深くかかわると、
自社の大切なスタッフさんが心身共に疲弊し、
最悪の場合、退職してしまうことも・・・。
そういう最悪な事態を防ぐためにも、
ヤバイお客様だと感じた瞬間、
断れる環境をつくっておかなくてはなりません。
そのためには、常に受注をダムのように貯め、
モンスターだと気づいた瞬間、
もしくはもうこれ以上、お付き合いするとヤバイと判断した場合、
即座にお断りできる環境をつくっておく必要があります。
そういう余裕が無く、
受注や売り上げ、資金繰りにこまっていると、
モンスターでも相手にせざるを得ないため、
組織はますます疲弊することになるのです。
結局のところ、
お客様の来場や受注状況に余裕がある状態を
常に作り続けることが、
業務の安定や組織の安定につながり、
社員さんを守ることにつながるのです。
だから経営者は、組織の問題を見つけ出し、
常に改善改良を繰り返し、
順調であり続けられるようにしなければならないのです。
追い込まれてから頑張るようでは遅いのです。