昔から、
そういうところがあったんですね、
「雰囲気で決めちゃう」
みたいな
お料理教室も、そう
かなり昔、
近所にある「フランス料理のお教室」
がかなり気になり、
何度か「通ってみようかな」なんて思ったものだ。
ところが
「フランス料理・・たまにならいいけど和食が好きだなあ・・・」
と
もともと和食好きな家族の感想がそんなものだった。
確かに、我が家は和食派だ。
「毎日良く食べる」ものを
美味しく作れることに大きな意味がある、
改めてそう感じた。
もちろん、
フランス料理を良く食べ良く作るなら
もちろんそれはそれで素敵ですけどね
案外
「雰囲気」で決めることがあって、
「何を良く食べ、良く作るか」
が案外後回しになっていたりする
それ以上に、
もっとも重要なことがあると気付いた
たとえば好きな人に
素敵なおしゃれなお料理を作ってあげてみる。
「うん・・・美味しいよ」
というかもしれない。
でもこの「流れ的な」美味しいって、
ちょっと微妙なこともあるかもしれない
「あこれ、何?すごく美味しい」
と
いったん、立ち止ませる味が、きっと
「本気の美味しい」
に違いない、そう感じるのだ。
そう、
「ん?何これ、美味しい」
と立ち止まる味。 (いや、歩いてないが)
私が今通っているお料理を出すようになって
家族がよく「立ち止まる」。
つまり、
「正解」なのだと感じる。
昨日はお料理教室でしたが、
一緒のクラスのTさんが昨日、
「夫がここのお料理の味が気に入ってしまって・・・
‘今日は何作るの?’って楽しみにしているんですよ」
と嬉しそうに言っていった。
彼女は私のように不良生徒ではなく、
帰ってその日に復習して作るような
優良生徒、生徒のかがみなのだ。
彼女の旦那様は
前回の「男が喜ぶ麻婆豆腐」を
大変気に入ったようで、
今回のメニューも朝から楽しみにしているという。
そう、
ここのお料理メニューは
「家族が催促してくる美味しさ」
なのだこれは私も実感しているのです
私はこれが普通のことだと思っていたんです。
お料理教室に通えば
どの料理もおいしいし
家族が喜ぶのだろうと。
ところが、
こんな事を耳にしたのだ。
お料理に興味がある人なら
誰でも知っていて憧れるあるお料理教室。
実は私も一度通ってみようと考えた
有名なお教室。
そこに通いつめている彼女が
彼に御馳走したのだという。
そしたらね、
「もう、この料理、作らないでいいからね」
って言われたらしい
実は
私の先生も通ったことがあったそうで
彼に全く同じことを言われ
通わなくなったそうです
私のお料理の先生も
以前は色々な
本当に沢山のお教室に通われていたそうです。
(様々な味を知るためです)
そしてまた別の
ある有名な先生のお教室のお料理が
「深みがないな・・・」という感じたものがあったそう。
そのレシピを
「これ美味しそうだから持って行っていい?」
とお母様が持ち帰られて
作ったそうです。
後日、
「何あれ?全然おいしくないんだけど・・・」
と電話があったそうです
美味しくないものは
誰にとっても美味しくない。
きっとそうなのだろう。
先生いわく
「(有名で)お忙しい方だから、
〈忙しそうな味〉になってしまっているんですよね」
と言っていました。
知り合いに作ったら全く同じことを言われたそうです。
「これ、急いで作ったでしょ」
と。(先生はそのレシピ通りに作っただけですが)
習ったものが
そのまま「受け継がれていく」。
だから
習うものというのは
真剣に決めないといけないのですね。
実は
このような事は、結構、耳にするのです。
女性的でおしゃれなヘルシーな美しい料理は
必ずしも
男性が好むものばかりではないのだと・・・・
分かっているようで
案外後回し的に考えているところがあるのかもしれない、と。
でも
ここが最も重要な部分だと感じます
・・・・改めて、しみじみ思いました。
当たり前すぎて、
気づかなくなってしまっていることがある。
お料理教室に迷われている時は
まず
「1度」通ってみる。
そして、
そのメニューを好きな人に食べてもらう。
そこの「反応」
で
お料理教室を決める。
『相手の反応』で決める。
流れる、か
立ち止まる、か。
習う場所を決めかねている時は
きっと「本気」の感想が聞けるに違いない。
お世辞で「美味しい」といったら
そのお料理の味がこれからも続くので
相手もきっと本気に真剣に答えてくれるはずだ。
だって、
「食べ物」は一生のことで、
逃げることができないから。
「男は胃袋で釣れ」
とはよく言ったもので、
女の私でも
美味しいものを作る人と一緒にいたい、と思う(笑)
美味しくできたら
誰かに食べてもらいたいと思う。
だから、
「相手が一瞬止まるくらい美味しいもの」
がつくれたら
それは大きな武器になる(笑)
もしもまだ相手がいない人は
「家庭料理」が絶対におススメです
フランス料理、イタリア料理など
確かに素敵ではありますが、
相手が
「オリーブオイル、苦手なんだよね」
ってこともあり得なくないわけです
なので
どんな人が将来、現れるかわからないので、
偏らず、
「まんべんなく」
できるほうが、お料理上手を印象づけられます
毎日食べるとなると
色々なメニューをこなせないといけません。
そういう意味でも
色々なジャンルで最高の味をマスターできる
「家庭料理」は
お得すぎるのです
だって、
「男が喜ぶ最高の麻婆豆腐」
「おもてなし料理でありながら普段も食べたくなる
チキンのスパークリングワイン煮」
「ある技で?!いつもの肉じゃがが簡単に料亭の味に」
など、
毎回どんなメニュが飛び出すか
分からないからです
どの料理でも
「最高の味・技」を研究されている家庭料理。
地味と思われているそうですが、
これからは「家庭料理」、きますね
毎回、新鮮な楽しさ・ワクワク感がたまりません
P.S どこのお料理教室に通うか迷われている方は
とりあえず通ってみて
「相手の反応がすごく良かった教室」が1番だと感じます
・・・・まあ、当たり前のことなんですけど
さらにP.S 昨日のお料理教室ネタは、次回に・・・・
おもてなし料理的でありながら、普段も食べたくなる
私の大好きな【チキンのスパークリングワイン煮】です