長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

雪が降る街を・・・

2009-03-04 06:19:05 | Weblog
昨日は雪が降った。なごり雪というほど情緒があるわけでなく、
季節はずれ、異常気象の象徴みたいな雪だった。
寒くなればなるほど、炭火のあたたたかさが身にしみる。
人間が昔からやてきた「自然な営み」を体験していくと、
なんだかDNAの中の根源的な記憶みたいなものが、蘇って
きて、心底元気になってくる。
毎日食べるお米も、電気釜よりも、土鍋で炊いたほうが、10倍うまい。
IHがなんだかんだいったところで、自然の日や土にかなうほどには程遠い。

今月は「もちつき」もやる予定。「一緒にやる」ということも
とても大切なことだと思う。

出口の見えないような底なし沼みたいな世の中になってきたけど、
気のおけない仲間たちと、いろいろ共同で考えたり、一緒に仕事をして、
食べたり、自分ができることで役にたつことをしたり、原始的にぶつぶつ
交換したり、ときどき醤油や味噌を借りたり、貸したりしながら、楽しく
暮らしていくのも悪くない。小さな世界でクヨクヨな病んでいても、
なんにも解決できない。

今日は「かっぽれ」。
お坊さんが、花町に遊びにいくような艶冶な「深川」をやっている。
先日向島の「めうがや」さんで、白足袋をあつらえた。
できあがりが楽しみだ。日本一の足袋やさんだ。