長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

石臼の感じがつかめてきた。

2010-02-16 06:44:00 | Weblog
昨日は、朝から、いろいろなスピードとやり方で、
石臼をまわしてみた。うまくいえないけど、豆のつぶれる
感触がだいぶ右手まで伝わってくるような感じだ。
少し「ほぼぶらじる」の焙煎とブレンドも変え、水も変え、
落とし方も変えて、なんどもやってみたら、「!」(ビンゴ)
みたいなコーヒーができた。まだまだ使いこなす、という次元まで
いっていないけど、かなり新しい領域に到達しそうな気配がする。
パンドラの箱ではないが、「粒々皆辛苦」の中に、いろいろな希望
の光がある。

これが完成したら、「珈琲道」の家元になって、弟子も取らず、
かの売茶翁のように、石臼と茶道具を積んで、全国を放浪の旅に
でようかしらん、みたいな気持ちがわいてきた。

昨日は「ダメチュウ」こと「ダメから始める中国語」だった。
今日は中国に書の修行にいった貞本さんの「書をしよう会」
お花やお茶の世界では、「書」は不可欠なものだ。
このあたりの、バランスや感覚をつかんできたら、人生は
5倍くらいおもしろくなってくる。

明日は「かっぽれ」