長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

jazzな日

2010-08-23 07:22:20 | Weblog
土日と、「すみだストリートジャズフェスティバル」が開催された。
昨日は、それに参加したジャズドラマーのセシルモンローさんが遊び
にきた。同じ文花一丁目に住む町内会仲間でもある。
こないだkazuko babaさんとセッションしたギタリストの井上さん
がきた時に、なんやらなつかしそうに英語で話をしていた。
「なんだ、モンローさんは英語がしゃべれるの?」と日本語できくと、
「ちょっとだけ、下手だけど」と流暢な日本語がかえってきた。
なんとも陽気なジャズマンだ。
界隈でも10月31日に「JAZZ十間橋」がある。

まだまだ残暑が厳しい中、昨日は竹細工の教室をやった。午前、午後
とそれぞれ、10人近くの人が二階でもくもくと竹を編んでいた。
まったく、下にいると、人の気配がない。みんな集中していると、
異次元か異空間にシフトするのかしらん。
多士済々な人たちが、思い思いのものをつくる。そして、それぞれの
生活の中で使われ、育っていく。とてもいいことだ。

今日は、「順受の会」。
先月から王陽明の「伝習録」を勉強している。
教科書は「新書漢文大系 22 伝習録 」明治書院22  近藤康信【著】/鍋島亜朱
華【編】

なんやら難しい学問をやっているみたいやけど、学問はみな
実践哲学みたいにならないと、あまり意味はない。かといって、
学問にふらずに、生きていても、「いざ」というときに、何も
できない。人生には、のぼり坂と下り坂とまさかの坂の3つの
坂がある。のぼり坂と下り坂は、経験とか努力とかで、なんとか
対処できる。「まさかの坂」というのは、日ごろのこころがまえとか、
思い、とか、人柄とか、で、超えられるか否かがわかれるらしい。
まさにこれかの時代は「まさかの坂」が多そうだ。