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長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

The Power of Tate

2010-08-26 09:19:23 | Weblog
昨日は店を早仕舞いして、六本木のアルフィーにいった。
Kazuko Babaのピアノで、国定雅子が歌う、という不思議な
そして、とても素敵な企画。
Kazuko Babaは、ながくニューヨークを舞台に活躍したジャズピアニスト。
あの、ブルーノートでも何度か演奏したことのある実力派。
ある日、論語の会にきた。それが縁で天真庵にくることになった。
そして、天真庵の一周年記念に、ワカがジャズピアニストの荒武裕一郎くん
を連れてきてくれて、天真庵にピアノがくる縁ができた。そして、ワカがイチオシ
のボーカリストが、国定雅子さんだ。天真庵でも2度ほど歌ってもらった。

それから、オーボエのかよちゃんが、バロック音楽をやってくれたり、
音楽祭を企画してくれたり、N響の山根さんや、赤松林太郎くんたち、
若いアーティストたちが、コンサートをしてくれるようになった。
もにじんこと、ギタリストのじんじんさんとマツモニカさんのライブも
天真庵には、きってもきれない関係になってきた。
そういえば、今日の朝日の朝刊のオフィス設計の一面広告に、赤松林太郎
くんたちの「ホルン三重奏」のことが掲載されてある。

それと同じ内容の「ホルン三重奏」を「十五夜コンサート」として、9月22日にやることになっている。
昨日のジャズ「Kazuko Baba&国定雅子」も9月25日の夜にやることになった。
一時が万事、こんな調子で、出会うものはみな縁、別れるのもまた縁みたいに、
めくるめく、いろいろな音楽家の人たちと、ふれあう日々を楽しんでいる。

世界中の政治も経済も自然も、この星そのものが悲鳴をあげているような状態だけど、
少し呼吸をととのえて、1日1回くらいは、静かに珈琲でも飲みながら、いい音楽を
聴きたいものだ。そして月に1回くらいは、コンサートホールやライブハウスに出かけて
、「生」の音楽にふれあうくらいの「ゆとり」がほしいものだ。
昨日はひさしぶりに「オールドクロウ」をロックで飲みながら、そんなことを思うた。

昨日リリースされたKazuko babaさんの新しいタイトルが「The Power of Tate」。
「運命を変える愛の力」・・・過去と他人は変えられないけど、自分と未来は
変えることができる。もちろん運命も。