昨日は休みだった。
休みの朝は、てくてくときらきら商店街を歩いて、明治通と
ぶつかるところにある「珈琲の樹」でモーニングを食べる。
浅草にある喫茶店では、ペリカンのパンを供するところが
多いが、ここも最近ペリカンの食パンがでるようになった。
店長の夏樹くんは、おしかけ女房ならず、おしかけ師匠みたいな
感じで、開店して間もないころ、焙煎を教えにいった。それから
まじめに毎朝、焙煎を自分でやっている。珈琲を入れる姿も
様になってきた。夏樹くんの珈琲を飲みながら、新聞を読んで
いたら、「休日」という充実感に満たされてくる。
久保さんの白いカップも貫入(かんにゅう)が入ってきた。
お店も器もお客さんも順調に育っている、そんな感じだ。
それから自分のお店に戻り、少し焙煎をして、「世界が見える席」
に座って、珈琲を飲みながら、ワールドレポートを読んだ。
午後は「織田流煎茶道」のお稽古なので、押上駅をめざして、
てくてく歩いていた。まいかさんの「コネル」の前を通り、
左入る(京都風)と、左手に「スマイルキッチン」というかわいらしい
カフェがある。まいかさんとも仲良しで、時々話にでてくるし、
スマイルキッチンのママさんに紹介されてきました、というお客さんも
少なくないので、ドアをあけて入る。
「今日のランチ」のチキンカレーを所望し、ビールを頼んだら
「634」とかいうご当地ビールがでてきた。東京スカイツリーの
完成した高さ634(むさし)を記念してつくられたビールらしい。
いろいろ話をしていると、ここのママさんは、料理が大好きなことが
、体ごと伝わってきた。最近は、タワー効果をあてにして、ただ儲ける
ことを目的にしたようなお店も増えてきたので、こんなお店は新鮮だ。
食後にでてきたケーキがまた実に美味い。京都とかもそうだけど、
路地裏あたりに、自分の足でみつけたお店がよかったら、感動する。
押上界隈にくるなら、雑誌によく紹介されるようなしょうもないお店
(天真庵みたいな)にいくよりも、「珈琲の樹」とか「スマイルキッチン」
にいったほうが、三倍いいと思う。雑誌にようでてくるお店が好きな人は、
食事をしているのか、雑誌を食べているのか、わからないようなときがある。
今日は「スケッチ倶楽部」
わかなさんがやってきて、みんなでスケッチを楽しんでいる。
写真というのは、ファインダーの手前の人の気持ちがでると
思っていたけど、今みたいにデジタルで誰でもいつでも同じ
ように撮れるようになったら、「こころ」のおきどころが
見えないようなものが多く、見る気にも、写す気にもなれない。
やはり「あなろぐ」がいい。
休みの朝は、てくてくときらきら商店街を歩いて、明治通と
ぶつかるところにある「珈琲の樹」でモーニングを食べる。
浅草にある喫茶店では、ペリカンのパンを供するところが
多いが、ここも最近ペリカンの食パンがでるようになった。
店長の夏樹くんは、おしかけ女房ならず、おしかけ師匠みたいな
感じで、開店して間もないころ、焙煎を教えにいった。それから
まじめに毎朝、焙煎を自分でやっている。珈琲を入れる姿も
様になってきた。夏樹くんの珈琲を飲みながら、新聞を読んで
いたら、「休日」という充実感に満たされてくる。
久保さんの白いカップも貫入(かんにゅう)が入ってきた。
お店も器もお客さんも順調に育っている、そんな感じだ。
それから自分のお店に戻り、少し焙煎をして、「世界が見える席」
に座って、珈琲を飲みながら、ワールドレポートを読んだ。
午後は「織田流煎茶道」のお稽古なので、押上駅をめざして、
てくてく歩いていた。まいかさんの「コネル」の前を通り、
左入る(京都風)と、左手に「スマイルキッチン」というかわいらしい
カフェがある。まいかさんとも仲良しで、時々話にでてくるし、
スマイルキッチンのママさんに紹介されてきました、というお客さんも
少なくないので、ドアをあけて入る。
「今日のランチ」のチキンカレーを所望し、ビールを頼んだら
「634」とかいうご当地ビールがでてきた。東京スカイツリーの
完成した高さ634(むさし)を記念してつくられたビールらしい。
いろいろ話をしていると、ここのママさんは、料理が大好きなことが
、体ごと伝わってきた。最近は、タワー効果をあてにして、ただ儲ける
ことを目的にしたようなお店も増えてきたので、こんなお店は新鮮だ。
食後にでてきたケーキがまた実に美味い。京都とかもそうだけど、
路地裏あたりに、自分の足でみつけたお店がよかったら、感動する。
押上界隈にくるなら、雑誌によく紹介されるようなしょうもないお店
(天真庵みたいな)にいくよりも、「珈琲の樹」とか「スマイルキッチン」
にいったほうが、三倍いいと思う。雑誌にようでてくるお店が好きな人は、
食事をしているのか、雑誌を食べているのか、わからないようなときがある。
今日は「スケッチ倶楽部」
わかなさんがやってきて、みんなでスケッチを楽しんでいる。
写真というのは、ファインダーの手前の人の気持ちがでると
思っていたけど、今みたいにデジタルで誰でもいつでも同じ
ように撮れるようになったら、「こころ」のおきどころが
見えないようなものが多く、見る気にも、写す気にもなれない。
やはり「あなろぐ」がいい。