昨日はブログを書いた後、本を読んでいたら、
「そうだ、今日はひな祭りだ」と思って、やっぱり田舎に
でかけた。昨年の今ごろ、真壁(まかべ)の石屋さん
に頼んで、珈琲の石臼をつくってもらった。その真壁と
は、町おこしのために、「ひな祭り」を企画した。古い
商家の残るまちのいたるところに、その家に伝わるゆかりの
ひな人形が飾られている。勝浦もそうだけど、「ひな祭り」で
町おこし、というのは、春をさきどりするような陽気な気分に
なっていい。小さな町に10万人くらい人がくる。
同じ作家の石臼をつかって、大豆を毎朝擦りつぶし、手作り豆腐と
蕎麦を食べさせてくれる蕎麦屋がある。そこで豆腐と、おからで一杯
飲んだあと蕎麦を手繰り、その後、峠をこえて笠間にいった。
小川甚八さんの窯の看板が目に入ったので、「ちわっす」と暖簾を
くぐった。織田流煎茶道の教室でも、ハレの時、つまりちょっとした
お茶会の時なんかに、彼の作った急須でお茶を入れたりする。
やさしい味の煎茶が、甚八作の汲みだし茶碗ででてきた。
思わず「たいへん、けっこうなおかげんで」といってしまう。
お茶が日常茶飯になり、ありがたさにかけたり、ほんとうの
おいしいお茶を飲む機会がなかなかないけど、彼の急須で
お茶が飲めたら、人生がより豊かになる、そんな気持ちになる。
焼締めの小ぶりの、まるで小雀(こがら)みたいな急須をひとつ
買ってきた。あたり前だけど、作家の家にお邪魔するのと、ギャラリーを
のぞくのは、意味が違う。作家の家にお邪魔するときは、「買う気持ち」を
もっていってほしい。
今日は「三味線と琴のライブ」の日だ。
リハーサルの前に新しい甚八さんの急須で小さなお茶会をしたいと思う。
あ、楽しみだ。「喫茶去」(きっさこ)
明日は「エリカ庵」
「そうだ、今日はひな祭りだ」と思って、やっぱり田舎に
でかけた。昨年の今ごろ、真壁(まかべ)の石屋さん
に頼んで、珈琲の石臼をつくってもらった。その真壁と
は、町おこしのために、「ひな祭り」を企画した。古い
商家の残るまちのいたるところに、その家に伝わるゆかりの
ひな人形が飾られている。勝浦もそうだけど、「ひな祭り」で
町おこし、というのは、春をさきどりするような陽気な気分に
なっていい。小さな町に10万人くらい人がくる。
同じ作家の石臼をつかって、大豆を毎朝擦りつぶし、手作り豆腐と
蕎麦を食べさせてくれる蕎麦屋がある。そこで豆腐と、おからで一杯
飲んだあと蕎麦を手繰り、その後、峠をこえて笠間にいった。
小川甚八さんの窯の看板が目に入ったので、「ちわっす」と暖簾を
くぐった。織田流煎茶道の教室でも、ハレの時、つまりちょっとした
お茶会の時なんかに、彼の作った急須でお茶を入れたりする。
やさしい味の煎茶が、甚八作の汲みだし茶碗ででてきた。
思わず「たいへん、けっこうなおかげんで」といってしまう。
お茶が日常茶飯になり、ありがたさにかけたり、ほんとうの
おいしいお茶を飲む機会がなかなかないけど、彼の急須で
お茶が飲めたら、人生がより豊かになる、そんな気持ちになる。
焼締めの小ぶりの、まるで小雀(こがら)みたいな急須をひとつ
買ってきた。あたり前だけど、作家の家にお邪魔するのと、ギャラリーを
のぞくのは、意味が違う。作家の家にお邪魔するときは、「買う気持ち」を
もっていってほしい。
今日は「三味線と琴のライブ」の日だ。
リハーサルの前に新しい甚八さんの急須で小さなお茶会をしたいと思う。
あ、楽しみだ。「喫茶去」(きっさこ)
明日は「エリカ庵」