姪っ子たちに、そういわれた。
いつの時代も言葉を短縮していうのが流行る。
レモンシュカッシュを「レスカくださ~い」なんていうと、少し大人に見えたり、
大阪ではアイスコーヒーのことを「レーコー」なんていってたデ。
では、クリームソーダを頼もうと、「クーソー」ときばって言ったら、「カレー」がでてきた、
なんていう洒落のききすぎた少し臭い話もある。なんでも略せばいい、という問題ではない。
さきほどラジルラジルから「モーツァルトの主題による変奏曲」 のギターソロが聴こえてきた。
朝から静かなギターを聞くというのは、少しフェイントがかかっているようだけど、都会の朝に
オオルリやヤマガラを見つけたような稀有な幸せ感が漂う。
それを聞きながら朝飯。いつものように島源のアジの干物に、味噌汁と昨日木曾の般若くん
からおくってきた彼作の「アカカブ」。マイナス10度以上の寒さの中で、毎年この時期におくって
くれる気持ちに感謝。いい友達がいることは、毎日が楽しく過ごせる。3月には般若くんの嫁に
なったヨッシーが、天真庵でヴィオラを弾いてくれる予定だ。N響の中竹さんが時々ヴィオラ
をやってくれるけど、ヨッシーのヴィオラも女性らしく個性的で、木曾の澄んだ空気の中で研鑽
された音はまた一段とグレードアップしているに違いない。とても楽しみだ。
そろそろ「寒」も本格的になってきた。酒の寒仕込みと同じく、この季節は「味噌の仕込み」
が始まる。今年は30人を越しそうな勢い。よって二月は、音楽のイベントなんかが少なくなる。
ひさしぶりに「マリオネット」が2月にやるかもしれないが・・
31日、旧正月に、ももちゃんの薩摩琵琶のコンサートがある。
押上文庫で知り合った女義太夫(これも、ジョギなんて略したりする)の人たちと筑前琵琶
のコラボが、29日に浅草の大黒屋という天ぷら屋の別館でやるらしいので先日予約を入れた。天ぷら屋が別館で
そんなことをやる、というのが、「さすが浅草、芸の街」だと思う。押上では、「押上文庫」くらいだ。土地の文化の
厚みの差か?(こんなことを書くと、近所のおっちゃんらが、目を白黒させて、文句をいう)。
押上には、ひょっろとした男根みたいなツリーはたったけど、浅草あたりから見るのがちょうどいいかげん
なような気がする。かっぱ橋からどじょうやや今半にいく道から見えるのが、個人的には好きだ。
今夜は「ねんど」
コネルのまいかさんがやってきて、楽しいコネコネ倶楽部。