昨日は「卒啄珈琲塾」だった。12月に閉めた大坊珈琲の
ブレンドの一番、30gの珈琲豆を細かく挽いて、ネルドリップに入れ100ccのお湯で
ゆっくり15分くらいかけて抽出。ネルからポタポタと落ちる琥珀色の悪魔みたいな
一滴一滴を久保さんの黄瀬戸の湯ざましが幸せそうに受け取る。それを、また
久保さんの志野の大ぶりのぐい飲みに入れて飲む。こんな幸せな一杯の珈琲
が「夜明けの珈琲」だったら、人生はどんなに豊かだろう。
午後は無茶しぃの会。
掛け軸は、織田有楽の弟子にあたる土岐二三の「寿」。
茶碗は、久保忠廣作の斑唐津。茶托は角居くんの錫。
急須は二代目井上春峰。茶入れは、渡り(中国の骨董)。茶合は、角居作。
茶櫃は、般若作。塗師は巣山。お菓子は押上の森八。
茶は、星野村の煎茶。
今日も同じような内容。
昨日の「まかない」は、「板そば」(イタリア風そば)
魔法のフライパンにオリーブオイルを入れ、たまねぎをしんなりするまで炒め、
香り付けに、にんにくと鷹の爪を入れる。そこにトマトを入れ、天真庵特製?(いつもの)
蕎麦汁を入れ、味を調える。これを焙煎の時間に冷やしておいて、天真庵特製?の
手打ちそばをゆで、黄瀬戸のお皿、なければ志野のお皿、ねければ普通のカレー皿
かなんかにもって、フライパンの中のものをかけ、最後に生のバジルをのせる。好み
でチーズ類をふりかかてもよい。ワインやビールを飲むと、イアタリアの種馬よろしく
上機嫌になって、女性を口説きたくなるかもなんばん。