今年初めての「花の教室」。
蝋梅や水仙や南天などを、みんな上手に生けていた。
午後にIT業界時代にお世話になった先輩がお花を生けにきた。
70に近くなったけど、そろそろ生まれ故郷の熊本にもどり、東京
と熊本を往復しながら、東京ではIT企業の社長、もしくは会長として、
熊本では、人が集まるサロン(ひょっとしたら茶論)みたいなことをやるらしい。
人生は二毛作がいい。二股かけて歩くのもいい。一度しかないのだから、股に
ぶらさがったものの力は弱ってきても、目的がしっかりしていればなんとかなる。
もうひとり九州先輩がいる。大塚時代に「ねっと21」という業界団体の理事長をやっていた時、
大塚三業地(三業・・・というの花街の昔の呼び方)に事務所を借りた。その大家さん。
大分の日田の出身で、JRを退職して不動産さんをはじめ、日田と東京を往復する生活をしている。
一昨年にガンの手術をし、もう齢は80になるが、今年の年賀状に「椎茸の栽培を田舎の同級生の
指導で始めました。3年後には収穫できると思います」という元気な文字。
その後じきじきに電話があり「その椎茸ができたら、よぶけん、それで出汁とって、田舎で蕎麦会を
やってくれんね」とのこと。まようことなく「よかですべばい」。
利害得失をぬきにして、未来に夢をもっている人の生き方は素晴らしい。
今日は16時で閉店。日田出身の大型新人さんが蕎麦打ちに入門。
3年後は、いっしょに中津江村で蕎麦を打つことになるかも知れない。
明日は「卵かけごはん」夜は「易の勉強」
21日(火)が「書をしよう会」
22日・23日が「卒啄珈琲塾」「無茶しぃの会」