昨日たこを薄切りにしてフライパンでオリーブ油で焼き、
ガレットにして食べてみた。昔、近くの公園で白髪のおばあちゃん
が屋台で売っていた「たこ焼き」の味がした。
ひとそれぞれにいろんな歴の抽斗(ひきだし)がある。ときどき勝手にそれがあいて、
「ああ、あのおばあちゃんは元気かな」とか「あのひとは今なにをしているのだろうか」
とか不意に思うことがある。音楽とか昔風の食べ物や建物にふれたときに、とくにそんな
ことが多くなるような気がする。秋は、さんまや茸や果物や酒や新米や・・・いろいろな
ものが多い。歴史の抽斗にいい「おもいで」をまたしまっておきたいものだ。
昨日は「日本の女子の歴史、とくに恋愛やセックスをターゲットにして勉強する会」、通称「長屋で女史会」
だった。枕草子や源氏物語も、秋に読むのがより楽しいような気がする。
今日は「お仕覆」
滋味な「ものつくり」だけど、先人が残してくれた文化は、絶やしてはいけない。
明日は「女子のかっぽれ」期待の大型新人が先日下見(方向音痴らしい)にこられた。
役者がそろってきた。秋は毎日がウキウキ気分。日々是好日。自足是富貴。
今の自分に満足する、今日一日を感謝しながら過ごすことが、お金では買えない富貴を
味わえるコツ。これからの時代は、コレかもなんばん。