昨日、築地の八百屋のうめさんが、「秋を楽しんでください」
といって、竹で編んだ箱に、立派な松茸を5本くらい入れて、もってきてくれた。
お祭り好きな江戸っ子気質な人で、ときどき季節のものをもってきてくれる。
「貧乏長屋の町民が殿様になったような気分やわ」といったら、レーバンのサングラスの
下の瞳がキラッと光った。
昨日は「タイムドメインの日」だった。気のおけない仲間たちが、お気にいりのCDや友達や酒やつまみ
を持ち寄って、楽しむ会。明日地球が終わるような時がきたら、こんな会でお茶でも飲んで、その後に酒を
飲んで、この星の最後の日を楽しみたいと思うくらい、利害得失のないすばらしい宴。
ここで「松茸ごはん」と熊本産の「栗ごはん」がテーブルに鎮座した。
昔料理屋なんかにいくと、男トイレに朝顔なる陶器の便器があり、壁にかような張り紙をよく見かけた。
急ぐとも 心静かに 手を添えて 外にこぼすな 松茸の露
今日は地元の神社の大祭。
全国でいろいろな秋の大祭がある。敬老の日の熊本の「ぼした祭り」(今は、藤崎宮秋の大祭というらしい)は
縁があれば一度見られるといい。日本人の「事始め」みたいなものを感じる祭り。