これまで不定期にやってきたけど、これからも
不定期に「金継ぎが必要な器がたまったり」「金継ぎしたい人がきたり」したら、
開催しようと思う。今月28日(日)の19時からやります。2500円(材料費・そば・珈琲付き)
割れた器を金継ぎすると、元の器よりも「けしき」ができてよくなる場合もある。
ただし、ヒャッキンみたいなところで買った器は、ダメ。
器とは、一回一回の「使用料」と思っている。100円のものは、一回10円で10回でオワリ。
一万円の器は、一回の使用量は100円。100回使う。100回分の「おかず」が喜ぶ、
それを食べた「お客」が喜ぶ。器もよろこび、育つ(器が美人になる、という)。
100回使って、元の器よりも価値のある器が残る。思い出も残る。主人の眼も育つ。
もしも欠けたりしたら、金継ぎをすればいい。もっと大事にしたいならお仕覆を作ったりしたら
もっといい。自分が使わなくなったら、後継ぎの人に、金継ぎして美人になった器を譲れば
もっといい。そんな素敵なことを「ゆずりは」とかいって大事にしてきた民族が、わたくしたち日本人
ではなかろうか?
今日は日曜日なので16時まで営業。
明日の午前中は「卵かけごはん」(8-10)