昨日は「論語の会」・・・・正確には「順受の会」の忘年会。
継続は力なり、というけど、私塾というか寺子屋みたいな勉強会で
20年机を並べて勉強する、というのはすごいことだと思う。
順受というのは、荘子のことばから由来する。昨日は荘子の「木鶏」という
言葉を久しぶりにきいた。強い闘鶏のにわとりを育てるのに、依頼したおおさま?
と飼育人との問答の故事から引用したものだったと思う。「まだまだです」が続き、
最後にまるで木で彫った鶏のように、なにごとにも動ぜず泰然自若とした鶏になったお話。
伝説の大横綱・双葉山が「木鶏」と湛えられた。
ちんぴらのような政治家が「まだ木鶏にはいたらず・・」ボリボリみたいな引用をすることがあるが、
闘っている人にこそ似合う言葉で、世襲ぼんぼんの政治家には不似合いな言葉だと思う。
昨日は時々この会に顔をみせてくれる伊勢の先輩と、楓橋夜泊を吟じてくれた大先輩から
うまい焼酎の差し入れもあり、大いに飲んだ。20年たっても飲むと青春まっただ中。
髪が白くなったり、薄くなったりはあるけど、まだまだひとしごとふたしごとが待っている。
最後にハゲの話になった。
♪世の中は 澄むむと濁るの違い 刷毛に毛があり ハゲに毛はなし
なあに、心配無用。来年は「ハゲのかりすま」さんが天真庵で「勉強会?」をやってくれる予定。
明日明後日は「卒啄珈琲塾」&「無茶しぃの会」
「自分で年越しそばを打つ」ですが、31日は満席になった。
30日。29日の午後も「自分で打つ教室」をやります。昨日の会の幹事さんの山仲間の
Nさんが、打ちたいという話をきいた。熱烈歓迎。