初ちゃんの「ボチボチ生きようぜ!」

毎日の生活で出会った事をボツボツ綴っていきます。

友人の「孫」

2007-03-06 | 未分類


娘さんの結婚式を無事済ませて友人がやって来た。

彼女にはまだ孫はいないけれど、昨年、親戚のお孫さんを預かった。

しかも東京まで迎えに行き、たしか暑い夏から秋まで、祖母である義姉さんの所と交替で育てた。

義姉さんの息子夫婦は1歳になる子供がいるのに第2子を出産すると言う。

しかも、第2子は双子。親も子も頼りになるべく肉親が東京にはいない。

それで、退職して家にいる彼女に祖母役が回ってきた。

日ごろ運動をして鍛えている彼女の事、ふうふういいながらも数ヶ月頑張り、無事に双子は誕生し、落ち着いた頃、東京まで送り届けた。

子供は「空良(そら)ちゃんという名前。

ぷっくりとしてとっても可愛い男の子だ。

数ヶ月預かれば誰しも可愛くなるのは当然だが彼女の家に行くと今でも大きな写真が飾られ、携帯の待ち受け画面も空良ちゃんだそうだ。

とても愛情深く育てられたのは写真の笑顔で感じる。

私も何度も会っている内に彼女の本当の孫のように感じた。

空良ちゃんは周囲の心ある大人達に大事に育てられ、若い母親は安心して双子の出産を終えた。

長く一緒に過ごしたぶん手放した時はきっと別れがつらかったに違いない。

しかし、落ちつく所に落ち着き私もホッとした。

若いお母さんは3人の小さな子供を連れて大変だったろうが、こんな子育て事情もあるんだなあと感動したものだ。


この春からは保育園に入園が決まり少し楽になるそうだが又彼女にSOSが入ってきた。

入園にはバッグやシーツ、弁当袋、コップ袋、タオル・・・3人前用意しないといけない。

我が家宛にファックスが届き、サイズ表が書いてある。

もうすっかり祖母になり切っている彼女だがこれだけの物を一人でするのは大変なこと。

私がとある人に頼んであげるから手分けした方がいいと進言した。

友人に彼女の作品が載っているブログを見せると納得した。

電話とメールでお願いしたら快く引き受けてくださった。

報告の電話をするとホッとした様子。

親戚の若夫婦、ここ数年は大変だろうが、いろんな人の手を借りて伸び伸びと子育てをして欲しい。

声をかけるとみんなが力を貸してくれて、智慧を絞ってくれる。

私も大きくなった空良ちゃんが見たいな、と思った。