オバマ、当確！

当初から予想されていたことではあるけれど、
実際に起こってみるとちょっとまた違う感覚だ。

民主党のバラク・オバマ大統領候補が、
共和党のジョン・マケイン大統領候補を破って、
大統領に当確となった。

つい先ほどマケインの敗北宣言があったばかり。
このあと、ほどなくしてオバマの勝利宣言が行われるだろう。

オバマが東部、西部、北部でリード、マケインは南部、中部で強いという
事前予想通りの展開だったが、
マケインが注力したペンシルベニア、
ここで勝った候補が勝つと言うオハイオ、
共和党が強く、前回の大統領選でもめたフロリダ、
など、激戦区でオバマが立て続けに勝ち、勝負あった。

アメリカはこれから変化の時代に入る。
アメリカ国内の問題はさておき、これから世界全体にも影響を与える。

とりわけアジアにおいては、日米関係だけでなく、
中国、韓国、そして北朝鮮も絡んだ相互関係に影響があるだろう。

日本国内政治にも影響を与えるし、日本経済に大きい影響がある。
直近ではやはり安心感が働き株価や円などにも好影響だろう。

問題は今後の展開。
経済評論家の中には、日本経済に好影響と言う人と、
保護貿易に走り、日本バッシング、日本パッシングになると言う人がいる。

評論家の言うことはあてにならないから、
どうなるかはまだ来年にならないとはっきりしないだろう。

これでますます自民党の地盤沈下が加速するかもしれない。

そうなれば、日米とも民主党の政府になるかもしれないし、
自民党がますます選挙回避に動くかもしれない。

いずれにせよ、当座の金融不安が解消され、
世界経済が安定することを期待する。