試写会ゲストにお笑いは不要

タカトシが勘違い…観客失笑でしょんぼり(サンケイスポーツ) - goo ニュース

いつ頃からでしょうね。
試写会のサプライズゲストに、映画と関係のないお笑いを呼ぶようになったのは。

もっとも、もともとお笑い主演の「ハンサム・スーツ」や「守護天使」の試写会に
本人が来るのは当然で、これは「映画に関係のないお笑い」には該当しないし、
「ガンダム」の試写会に土田晃之が来るのは十分あり。

来た理由がこじつけに近いものは「関係ない」に該当する。
私が見たのは「スパイモンキー」にまちゃまちゃ。
（まあ、これはこれで面白かったけど）と、
「マンデラの名もなき看守」に藤本直美。

まだあったかもしれないが、記憶にない。

もっと言えば、良い印象のことは一度もなく、
どっちでもないものは忘れてしまったし、
悪い印象は良く覚えているというものです。

映画の内容より、お笑いのパフォーマンスの方が記事にしやすいだろうから、
マスメディアに取り上げてもらいたいという主催者側の目的からいえば、
成功なんだろうけど、映画が見たくて参加している人には迷惑以外の何物でもない。

映画関係者、それはキャストだったりスタッフだったり両方だったりするけど、
それですら試写会を盛り上げる時と盛り下がる時があるのに、
関係のないお笑いでは客は受けません。
（盛り下がるのは大抵は役者さんのせいではなくＭＣのせいです。）

そうそうそういえば、全く別の話だけど、
日テレのスッキリがニコラス・ケイジに「ノウイング」のインタビューをして、
せっかくニコラス・ケイジが「日本のアニメが好き、手塚治虫の鉄腕アトムとか」
って答えているのに、「アストロボーイ」のことも聞いてやれよって思いました。
それとも「鉄腕アトム」は角川の配給になるようだけど、まずいのかな。
（ニコス・ケイジは天馬博士の声です）