東京都議会選挙２０１７

都民の皆さん、昨日は投票に行きましたか。
それにしても都民ファーストの会はすさまじい勢いでしたね。

選挙前の政党別議員数は次の通りでした。（５/１０現在）

自民党：５６
公明党：２２
民進党：１８
共産党：１７
都民ファースト：５
生活者ネット：３
その他：５
計１２６名（欠員１）

選挙後の政党別議員数は次の通りです。

自民党：２３
公明党：２３
民進党：５
共産党：１９
都民ファースト：５５
生活者ネット：１
維　新：１
計１２７名

ここで気になるのは、選挙前後の議員数で、報道によれば
自民党は５７－＞２３、都民ファーストは６－＞４９（＋６＝５５）
民進党は７－＞５になってました。

自民党と都民ファーストは私の転記ミスかもしれませんが、問題は民進党。

選挙前に民進党を離党して無所属や他の会派/政党に移籍した人もいますから
確かに選挙直前の議席数は７だったかもしれませんが、ほんの２カ月前には
１８で第３会派だったのが５だから、率から言えば自民党以上の大惨敗。

党派別でも５番目で、７から減らしたものの５議席で党勢は保ったなんて
言っている場合ではありません。

立候補者数を見てみると

自民党：６０
公明党：２３
共産党：３７
民進党：２３
都民ファースト：５０
生活者ネット：４
維　新：４
社民党：１
その他：１７
無所属：４０
計　２５９名

２５９/１２７＝２．０４
ほぼ２倍の立候補数、当選確率はその逆数で５０％

各政党の当選率を見てみると、

自民党：　３８％（２３/６０）
公明党：１００％（２３/２３）
共産党：　５１％（１９/３７）
民進党：　２２％（５/２３）
都民ファースト：９８％（４９/５０）
生活者ネット：２５％（１/４）
維　新：　２５％（１/４）
社民党：　　０％（０/１）
その他＋無所属：１１％（６/５７）
計　１２７名

ここでも、政党では社民を除いて最低の当選率です。
自民党以上に大反省してもらわないといけないのではないでしょうか。

ともあれ、小泉政権時代、民主党政権時代、古くはおたかさんブームの社会党躍進時代も含め
素人議員が大量当選すると迷走することが多いのが世の常です。

都知事もどこかで言っておられましたが、当選すると偉くなったと勘違いする人がいるので、
特に新人議員については初心を忘れないで良い政治を目指してください。