毎週金土日の全米興行収入ランキングです。(2019/11/15-11/17)
今週は、「フォード vs フェラーリ」が初登場1位。
ほか、新作3本がベスト10入り。
*
1. Ford v Ferrari
2. Midway
3. Charlie's Angels
4. Playing with Fire
5. Last Christmas
6. Doctor Sleep
7. The Good Liar
8. Joker
9. Maleficent: Mistress of Evil
10. Harriet
**
11. Terminator: Dark Fate
*
13. Zombieland: Double Tap
*
15. The Addams Family
*
個人的な見たい度を(★★★、★★、★、×)の4段階で表示。
*
1.Ford v Ferrar(★★)
初登場1位。
3140万ドル。
今週の1千万ドル越えはこの1本だけ。
クリスチャン・ベール、マット・デーモン。
フェラーリの買収に失敗したフォードがル・マン24時間でフェラーリに対抗する物語。
「フェラーリ vs フォード」2020/1/10(20thFOX)
*
2. Midway (★★)
1位から2位にダウン。
半分以下の850万ドル。累計3480万ドル。製作費は1億ドルで、赤字必至。
太平洋戦争の転機となったともいわれる1942年6月のミッドウェー海戦を描く。
エド・スクライン、アーロン・エッカート、ルーク・エバンス、ウディ・ハレルソン。
豊川悦司、浅野忠信、国村隼。
1941年の12月の真珠湾攻撃により本格的な戦争状態に入った日米。
山本五十六率いる連合艦隊はアメリカ軍の士気を削ぐためにミッドウェー攻略を敢行する。
一方のアメリカ軍は、日本軍の動きからミッドウェー島攻撃を察知し、迎え撃つ作戦を取る。
アメリカ軍の戦力と防御態勢を過小評価し機動部隊はアメリカ軍の圧倒的な戦力に大敗を喫する。
攻撃目標を特定するために、アメリカ軍が偽情報を流して日本軍の暗号解読に役立てた話は有名である。
戦争に良いも悪いもないが、日本がぼろ負けするのがわかっている映画を見るのは何ともつらい気がする。
邦題未定、2020年秋公開(キノフィルムズ)
*
3.Charlie's Angels (★★)
初登場3位。
830万ドル。
人気TVシリーズで映画化もされた作品のリブート版。
今回のエンジェルは、クリステン・スチュアート、「アラジン」のジャスミン、ナオミ・スコット、
それに178cmのエラ・バリンスカ。チャーリーは姿を見せず声だけ。
エリザベス・バンクスが監督、脚本で出演もしている。
「チャーリーズ・エンジェル」2020/2頃(Sony)
*
4.Playing with Fire (★)
3位から4位にダウン。
1/3減って830万ドル。3位とは2万ドル弱の僅差。累計2520万ドル。
タイトルからは「ドラゴン・タトゥーの女」の小説版第2作「火と戯れる女」
(The Girl Who Played with Fire)かと思ったが、全く関係なく、
消防士とその家族のドタバタコメディ。
日本公開未定
*
5.Last Christmas (×)
4位から5位にダウン。
4割減って640万ドル。累計2230万ドル。
「ラスト・クリスマス」の曲に触発されて作ったらしいから最後は悲恋か?
エミリア・クラーク、ヘンリー・ゴールディング、エマ・トンプソン。
エマ・トンプソンは脚本にも参加。
「ラスト・クリスマス」2019/12/6(パルコ)
*
6.Doctor Sleep (×)
2位 から6位にダウン。
6割近い減で600万ドル。累計2480万ドル。
ユアン・マグレガー、レベッカ・ファーガソン、カイリー・カラン。
スティーブン・キング原作の「シャイニング」(1980)から40年後、
前作で生き残ったダニー(ユアン・マグレガー)が同じ能力を持つ少女、
アブラ(カイリー・カラン)とあのホテルに戻ってくる。
「ドクター・スリープ」219/11/29(WB)
*
7.The Good Liar (★)
初登場7位。
560万ドル。
ヘレン・ミレン、イアン・マッケラン。
未亡人と詐欺師の騙しあい。
「グッドライアー 偽りのゲーム」2020/2/7(WB)
*
8.Joker(鑑賞済)
6位から8位にダウン。
4割減って530万ドル。累計は3億2230万ドル。
ホワキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ。
あのジョーカーがジョーカーになるまでの物語。
こちらもビランにはビランになるだけの理由がある。
まさに「盗人にも三分の理」映画だが、感情移入までは起こらない。
「ジョーカー」2019/10/4(WB)
*
9.Maleficent: Mistress of Evil (×)
7位から9位にダウン。
4割減って490万ドル。累計1億560万ドル。
大台は超えたが、最終は前作(240M$)の半分程度か。
アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング、ミシェル・ファイファー。
続編。
日本での評判は良いようだ。
前作では王が悪者で今作は女王が悪者らしい。
マレフィセントが良い人で、両親が悪者だなんて設定はちょっと受け入れがたい。
「マレフィセント2」2019/10/18(Disney)
*
10.Harriet (★)
8位から10位にダウン。
4割減って450万ドル。累計3160万ドル。
奴隷から脱走し、奴隷解放運動家となったハリエット・タブマンの伝記映画。
彼女は南北戦争にも従軍していたらしい。
シンシア・エリボ。
日本公開未定。
*** 今週ベスト10から陥落した映画
11.Terminator: Dark Fate (鑑賞済)
5位から11位にダウン。
6割減って430万ドル。5680万ドルと予想外の体たらく。
アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトンが復活。
評判の良かった「T2」の後、「T3」「T4」「ジェネシス」と迷走気味のシリーズ。
個人的には「T4」は好きだったけど、ジェームズ・キャメロンには許せなかったらしく、
本作が「T2」の正統派続編とされている。
定石通りの展開で驚き感はない。サラ・コナーがうざい。
「ターミネーター:ニュー・フェイト」2019/11/8(ディズニー)
*
13.Zombieland: Double Tap(★)
9位から13位にダウン。
半分以下の190万ドル。累計7030万ドル。
10年ぶりの続編。
ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリンは続投。
ゾンビも人間側もパワーアップ。
「ゾンビランド ダブルタップ」2019/11/22(Sony)
*
15.The Addams Family (★)
10位から15位にダウン。
6割減って170万ドル。累計9460万ドル。
TVシリーズから映画化もされたが、今度はアニメ。
オスカー・アイザック、シャーリーズ・セロン、クロエ・モレッツ。
日本公開未定。
今週は、「フォード vs フェラーリ」が初登場1位。
ほか、新作3本がベスト10入り。
*
1. Ford v Ferrari
2. Midway
3. Charlie's Angels
4. Playing with Fire
5. Last Christmas
6. Doctor Sleep
7. The Good Liar
8. Joker
9. Maleficent: Mistress of Evil
10. Harriet
**
11. Terminator: Dark Fate
*
13. Zombieland: Double Tap
*
15. The Addams Family
*
個人的な見たい度を(★★★、★★、★、×)の4段階で表示。
*
1.Ford v Ferrar(★★)
初登場1位。
3140万ドル。
今週の1千万ドル越えはこの1本だけ。
クリスチャン・ベール、マット・デーモン。
フェラーリの買収に失敗したフォードがル・マン24時間でフェラーリに対抗する物語。
「フェラーリ vs フォード」2020/1/10(20thFOX)
*
2. Midway (★★)
1位から2位にダウン。
半分以下の850万ドル。累計3480万ドル。製作費は1億ドルで、赤字必至。
太平洋戦争の転機となったともいわれる1942年6月のミッドウェー海戦を描く。
エド・スクライン、アーロン・エッカート、ルーク・エバンス、ウディ・ハレルソン。
豊川悦司、浅野忠信、国村隼。
1941年の12月の真珠湾攻撃により本格的な戦争状態に入った日米。
山本五十六率いる連合艦隊はアメリカ軍の士気を削ぐためにミッドウェー攻略を敢行する。
一方のアメリカ軍は、日本軍の動きからミッドウェー島攻撃を察知し、迎え撃つ作戦を取る。
アメリカ軍の戦力と防御態勢を過小評価し機動部隊はアメリカ軍の圧倒的な戦力に大敗を喫する。
攻撃目標を特定するために、アメリカ軍が偽情報を流して日本軍の暗号解読に役立てた話は有名である。
戦争に良いも悪いもないが、日本がぼろ負けするのがわかっている映画を見るのは何ともつらい気がする。
邦題未定、2020年秋公開(キノフィルムズ)
*
3.Charlie's Angels (★★)
初登場3位。
830万ドル。
人気TVシリーズで映画化もされた作品のリブート版。
今回のエンジェルは、クリステン・スチュアート、「アラジン」のジャスミン、ナオミ・スコット、
それに178cmのエラ・バリンスカ。チャーリーは姿を見せず声だけ。
エリザベス・バンクスが監督、脚本で出演もしている。
「チャーリーズ・エンジェル」2020/2頃(Sony)
*
4.Playing with Fire (★)
3位から4位にダウン。
1/3減って830万ドル。3位とは2万ドル弱の僅差。累計2520万ドル。
タイトルからは「ドラゴン・タトゥーの女」の小説版第2作「火と戯れる女」
(The Girl Who Played with Fire)かと思ったが、全く関係なく、
消防士とその家族のドタバタコメディ。
日本公開未定
*
5.Last Christmas (×)
4位から5位にダウン。
4割減って640万ドル。累計2230万ドル。
「ラスト・クリスマス」の曲に触発されて作ったらしいから最後は悲恋か?
エミリア・クラーク、ヘンリー・ゴールディング、エマ・トンプソン。
エマ・トンプソンは脚本にも参加。
「ラスト・クリスマス」2019/12/6(パルコ)
*
6.Doctor Sleep (×)
2位 から6位にダウン。
6割近い減で600万ドル。累計2480万ドル。
ユアン・マグレガー、レベッカ・ファーガソン、カイリー・カラン。
スティーブン・キング原作の「シャイニング」(1980)から40年後、
前作で生き残ったダニー(ユアン・マグレガー)が同じ能力を持つ少女、
アブラ(カイリー・カラン)とあのホテルに戻ってくる。
「ドクター・スリープ」219/11/29(WB)
*
7.The Good Liar (★)
初登場7位。
560万ドル。
ヘレン・ミレン、イアン・マッケラン。
未亡人と詐欺師の騙しあい。
「グッドライアー 偽りのゲーム」2020/2/7(WB)
*
8.Joker(鑑賞済)
6位から8位にダウン。
4割減って530万ドル。累計は3億2230万ドル。
ホワキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ。
あのジョーカーがジョーカーになるまでの物語。
こちらもビランにはビランになるだけの理由がある。
まさに「盗人にも三分の理」映画だが、感情移入までは起こらない。
「ジョーカー」2019/10/4(WB)
*
9.Maleficent: Mistress of Evil (×)
7位から9位にダウン。
4割減って490万ドル。累計1億560万ドル。
大台は超えたが、最終は前作(240M$)の半分程度か。
アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング、ミシェル・ファイファー。
続編。
日本での評判は良いようだ。
前作では王が悪者で今作は女王が悪者らしい。
マレフィセントが良い人で、両親が悪者だなんて設定はちょっと受け入れがたい。
「マレフィセント2」2019/10/18(Disney)
*
10.Harriet (★)
8位から10位にダウン。
4割減って450万ドル。累計3160万ドル。
奴隷から脱走し、奴隷解放運動家となったハリエット・タブマンの伝記映画。
彼女は南北戦争にも従軍していたらしい。
シンシア・エリボ。
日本公開未定。
*** 今週ベスト10から陥落した映画
11.Terminator: Dark Fate (鑑賞済)
5位から11位にダウン。
6割減って430万ドル。5680万ドルと予想外の体たらく。
アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトンが復活。
評判の良かった「T2」の後、「T3」「T4」「ジェネシス」と迷走気味のシリーズ。
個人的には「T4」は好きだったけど、ジェームズ・キャメロンには許せなかったらしく、
本作が「T2」の正統派続編とされている。
定石通りの展開で驚き感はない。サラ・コナーがうざい。
「ターミネーター:ニュー・フェイト」2019/11/8(ディズニー)
*
13.Zombieland: Double Tap(★)
9位から13位にダウン。
半分以下の190万ドル。累計7030万ドル。
10年ぶりの続編。
ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリンは続投。
ゾンビも人間側もパワーアップ。
「ゾンビランド ダブルタップ」2019/11/22(Sony)
*
15.The Addams Family (★)
10位から15位にダウン。
6割減って170万ドル。累計9460万ドル。
TVシリーズから映画化もされたが、今度はアニメ。
オスカー・アイザック、シャーリーズ・セロン、クロエ・モレッツ。
日本公開未定。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます