今日は成人の日、門松を片しました

今日は成人の日です。
成人の日は小正月や元服の習わしに因んで１／１５でしたが、２０００年から１月の第２月曜になりました。

成人式も昔は前年の成人式翌日から成人の日までに２０歳になる人が対象でしたが、成人の日が可変になったため、
前年の４月２日から当年の４月１日までに２０歳になる人を対象にするようになりました。
したがって昔の成人式は２０歳の人だけでしたが、今は１９歳の人も含まれます。

思い起こしてみれば、高校時代の同級生が「成人式に行こう」と誘いに来てくれましたが、成人式は２０歳が行くものと
思っていた私は早生まれだったため、まだ１９歳でしたし、市からの案内状も来てなかったので行きませんでした。
考えてみれば誘いに来てくれた友人は全員いわゆる遅生まれで、市から案内状が来ていたようでした。
しかし、翌年も案内状は来なかった気がします。
もちろん２０００年以降のことではなく、１９００年代のことですが、いったいどうだったんでしょう。

今年はＣＯＶＩＤ－１９のせいで各地で成人式が中止になったり、オンライン開催になったりしています。
ここ、江東区でも例年の２部制を４部制にして行う予定でしたが、急遽中止になってしまいました。

そんな中、神奈川県足柄上郡山北町では、昨日、１／１０に成人式を行ったことがニュースになってました。
ただ、山北町の人口は１万人弱。２０歳人口はわからないので、２０歳－２４歳人口の１／５だとして８０人ほど、
人口５０万人で２０歳が５千人の杉並や総人口３７０万人で２０歳は４万人近い横浜市とは同列に扱えません。

今日は東京では杉並区でも成人式をやったようですし、横浜市も分散開催したそうです。
オンライン開催、ドライブスルー開催、ドライブイン開催のところもあったようです。

例年だとちょっとどうかなと思う派手な格好で酒の一気飲みや式典会場で暴れたりする勘違い若者が
報道されるところですが、今年のニュースにはまともな新成人が登場しています。

うちのマンションでは、例年は成人の日に合わせて鏡開きをしています。
本来ですと鏡餅を割り（悪は縁起が悪いので開くと言い換えて鏡開きと呼ぶ）それを利用するのですが、
エントランス・ロビー（屋外）に鏡餅を展示しているため、どうしてもかびてしまいます。
ひび割れの奥深くまでカビが侵入してしまい、カビが取り切れないため（見かけ上カビを取ったつもりでも
実は危ないと言われるので）鏡餅は使わず、別に取り置きして冷凍保存していた餅を利用した焼き餅入りお汁粉と
大人には少量の酒をふるまっています。
お酒はいかがですかと聞くと、結構ですと断る人が多いですが、「越乃寒梅ですよ」あるいは「久保田ですが」
（いずれも大体ご近所からの貰い物）と言うと、じゃあ一杯、となることが多いようです。

その後門松を解体する段取りですが、今年は区の成人式区が中止になったこともあり、解体は１０時からにしました。
門松料金に引き取り代込みになっているところもありますが、うちは園芸店から直接買っているので引き取りはありません。
（大型園芸店で卸しが主。配送もなく自分たちで取りに行くので）その分安くなっています。
園芸店からすれば、業者扱いです。
松や飾り、こもなどはゴミとして出し、竹はしばらく置いてから廃棄していますが、事情があって
このところ何年も廃棄できずに山積みになっています。
ところが今年、ひょんなことから隣のマンションの自治会に貰っていただけることになりました。
そちらは露地になっている部分があり、廃材や薪で火を焚くことができるので、竹を燃料として使うとのことです。

うちのマンションはコンクリートか石畳、地面は植栽のみなので火が焚けません。
他の用途への流用もわずかならできますが、毎年６本の竹は消化できず貯まる一方でしたので大助かりです。