1/2、朝からgooにつながらない状態が続いた。
夕方には復旧したとニュースが伝えていたが、相変わらずつながらない。
翌3日もダメだったがどういうわけか「gooヘルプ」だけはつながった。
とはいってもFAQの中に今回のトラブルに関する状況説明はない。
なんだかんだしているうちに、1/4、10時ごろ突然復旧。
ブログにもログインできた。
DoS(DDoS)攻撃のためにネットワークが錯綜したらしい。
以下はgooトップページに書かれていた状況の説明だが、一部のアクセスできない回線を
使ってアクセスしようとしている人はどうしようもない。
*引用 ここから*
【暫定復旧】gooがアクセスしづらい事象について
平素はNTTドコモのサービス・商品をご利用いただき、誠にありがとうございます。2025年1月2日(木)午前5時27分頃から、gooにアクセスしづらい状況についてはDDoS攻撃によるネットワーク輻輳が原因と判明し、1月2日午後4時10分に暫定復旧しました。お客さまには大変ご迷惑をおかけしましたこと深くお詫びいたします。暫定復旧にあたりネットワーク輻輳回避のため、一部でアクセスできない回線がございます点ご了承ください。
平素はNTTドコモのサービス・商品をご利用いただき、誠にありがとうございます。2025年1月2日(木)午前5時27分頃から、gooにアクセスしづらい状況についてはDDoS攻撃によるネットワーク輻輳が原因と判明し、1月2日午後4時10分に暫定復旧しました。お客さまには大変ご迷惑をおかけしましたこと深くお詫びいたします。暫定復旧にあたりネットワーク輻輳回避のため、一部でアクセスできない回線がございます点ご了承ください。
*引用 ここまで*
さて、ネットワークの輻輳とはアクセスが集中しすぎてサーバーが処理しきれない状態をいいます。
正月にはあけおめメールが集中してメールサーバーがパンクしたとか、ダウンしたとか
言われることがありますし、チケット申し込み開始直後にサーバーがダウンしたことは
よく取り上げられます。
サーバーの処理能力を超える要求が集中した場合、要求は一旦キュー(順番待ち列)に
入りますが、そのキューにも入れきれないぐらいアクセスが集中すると、要求は
無視、または拒否されます。(つまり、サーバーダウン)
普段でも起こりうる現象ですが、悪意を持って要求を送り続けることでサーバーをダウンさせる攻撃、
これがDoS(Denial of Service=サービス拒否)攻撃です。
それには攻撃側も多くの資源を必要としますが、攻撃している側が特定されにくいように、
多くの攻撃者を分散的に作って攻撃するのがDDoS攻撃です。
(DDoS=Destributed DoS=分散型サービス拒否)
サーバーは通常考えられる最大の要求が十分処理しきれるだけの能力に安全率を加味し、
多くの攻撃者を分散的に作って攻撃するのがDDoS攻撃です。
(DDoS=Destributed DoS=分散型サービス拒否)
サーバーは通常考えられる最大の要求が十分処理しきれるだけの能力に安全率を加味し、
さらに何倍かの能力を持っているはずですが、それを上回る多数の要求を仕掛けるわけです。
誰が何のためにやっているのかはよく知りませんが、理由は様々でしょう。
サーバーをリセット(リブート)すればいいのでは、と考えるかもしれませんが、
リブートしてもキャッシュやキューがクリアされるだけで、攻撃が続いていれば、
いずれ同じようにダウンします。
アクセスが集中している回線を特定し、その回線からの要求自体をシャットアウト、
ないしは迂回させるなどして全体のアクセスを制限するなどの対策が必要です。
gooの説明はそういうことをしたと書いてあるように読めました。
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