ソフトバンク、トラブルも戦略？

ソフトバンクモバイルでトラブル　携帯の契約手続き停止(朝日新聞) - goo ニュース

トラブルも戦略か？なんて書くと叱られそうだが、
ソフトバンクへの注目度があがることは間違いない。

例の「予想外割」への切り替え客が殺到しているらしい。
他社からの乗り換え客だけでなく、自社ユーザの機種変、
プラン変更も多いらしいから、
まずは、「予想外」の出足といえそうだ。

ともあれ、このニュース、
ソフトバンクはすぐトラブルを起こす、という印象より、
トラブルになるほど客が殺到している、という印象の方が強い。

そんなに人気があるなら私も、と雪崩現象を起こす可能性もある。
おそらくトップ２もそこまでは予想していまい。
今後の動向が注目だ。

さらに、
他社より２１０円安くする、他社が値下げすればさらにそれより安くする、
この価格戦略は、ユーザに対する訴求点というよりも
他社に対して「値下げ競争はやめよう」という強烈なアピールになっている。

ユーザにとってはわずか２１０円でも何百万、何千万のユーザ全体で言えば、
何億、何十億の巨額の差になる。

ソフトバンクの価格に合わせることは、それだけの減収を意味する。
そして無理して値下げしたところで、横並びにはならず、
更なる消耗戦に突入するということ。
対抗するなら差し違えまっせ、というようなもので、当面は静観するしかない。

値下げ競争になれば、体力的にはソフトバングが一番きついのかもしれないし、
絶対額が少ない分有利なのかもしれない。

まあ、２１０円はわずかだが、５０円１００円というよりは、インパクトがある。
孫氏なりの微妙なバランス感覚の上の大胆な数字なのか。

ともあれ、草刈り場と予想されたソフトバンクの予想外の奮闘は注目！に値する。