民主党議員はヒトラー・ユーゲント？

ニュースで見たとき、いくらなんでもこの揶揄はまずかろうと思ったけど、
その後メディアではあまり取り上げられてませんね。
ネットでは皆さん結構取り上げてます。

鳩山首相をヒトラー、民主党若手議員をヒトラー・ユーゲントとなぞらえて、
若手議員が鳩山首相に賛同の拍手を送ったのは、
ヒトラー・ユーゲントがヒトラーの演説に拍手したのと同じだ、と言うわけです。

どんなことでもヒトラーに喩えるのはタブーかと思っていたんですけど、
あっさり使っちゃいました。

こういう喩え方は自由民主党のマイナスイメージになれこそ、
けっしてプラスになることはないと思うのですが、
どなたか、「まずいな」とは思わなかったんでしょうか。

民主党も強く反発するかと思いましたが、それも聞こえてきません。

今までだったらメディアがぶら下がり会見かなんかで、
谷垣さんがこう言ってましたが、なんて煽るところですが、
無視ですかね。

ところで、ヒトラー・ユーゲントと言えば、手塚治虫作「アドルフに告ぐ」で、
ドイツ人と日本人の間に生まれたアドルフ・カウフマンを思い出す。

ドイツ領事の息子として生まれ、神戸で育ったアドルフ・カウフマンは、
ユダヤ人のアドルフと友達になるが、やがてドイツへ帰国、
ヒトラー・ユーゲントに強制的に入れられ、筋金入りのゲシュタポになって、
ユダヤ人狩りに精を出し、最終的には親友だったアドルフと対峙する事になる。