***
「プレSE奔走す」 ISBN4-434-07543-8 1200円
セブンアンドワイ
楽天ブックス

その他オンライン書店で。
紀伊国屋(新宿)、ジュンク堂(池袋)には店頭在庫もあります。
***
KGR(以下、Kと略)
「さて、今日は小説に登場する御厨さんに来ていただきました。」
お忙しい中、恐れ入りますが、よろしくお願いします。」
御厨(以下、御と略)
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
K「御厨さんは、小説の中では、プレSEとしてご活躍なさっていますが、
実際にもそういった関係のお仕事ですか。」
御「やだなあ、KGRさん。
よくご承知で聞いておられるんだと思いますが、
私はあくまで小説の登場人物、架空の人間です。」
K「と、すると、実在しない?」
御「繰り返しますが、小説の中の登場人物です。」
K「モデルの人物もいないと言うことですか?」
御「先ほど打ち合わせでもお話ししましたが、
モデルとなった人物がいたかどうかについてもお答えできません。」
K「いやいや、打ち合わせのことはちょっと、、、
モデルがいるようにも思えるんですけど、本当にいない?」
御「だから、繰り返しますが、私にモデルがあったかどうかお答えできません。
読者がどう取るかは自由ですが、原則肯定も否定もしないと言うことです。
今回はフィクションと謳っています。
ドキュメンタリーともノンフィクションとも言ってないわけです。
その意味で言えば、仮に実際にあった事柄、人物と一致したとしても
それは偶然です。読者が必然を感じるのは自由ですけど。」
K「じゃ、私がモデルがいると思ってもいいわけですね。」
御「もう、その話題から離れませんか。
私にモデルがいるかどうかと言うことだけを聞きたいなら、
これでインタビューは終わりにしましょう。」
K「いやいや、そう急かないでください。
モデルの有無を確かめることがは本意ではありません。
最近、御厨さんの行動がもとで騒ぎになったと言う話がありました、
それについてお聞きしたいんですが。」
御「騒ぎ、といえば騒ぎですね。
私は官公庁対応のプレSEですから、
小説の中でも国税庁、農水省、最高裁、会計検査院、科学技術庁、など
いろいろと対応しているわけで、」
K「小説には会計検査院とか出てきませんけど。」
御「あっ、そうですね。科学技術庁も今は改編されてなくなりました。」
K「文科省に統合されましたね。」
御「いえ、私の対応していた部局は総理府、あわわわ、と今の発言はカットで。」
K「総理府は今は内閣府ですね。間違いと言うことで。」
御「いや、総理府云々はカットして、文科省に統合された、で。」
K「はい? まあいいや、わかりました。」
御「それで、それらの官公庁やその外郭団体での対応、
まあ、私が主人公だったリ、知り合いの部課長が主人公だったリ。」
K「それもモデルが?」
御「いえ、彼らも小説の登場人物に過ぎません。
自分で言うのもなんですけど、活躍と言うか、プレ活動と言うか、
あるいは社内での軋轢とか、労務管理上の問題とか。」
K「結構大変な業界のようですからね。」
御「まあ、本当かもしれないし、本当じゃないかもしれない。
そういうことを書いているわけです。」
K「書いている?」
御「ええ、ここのブログじゃありませんけど。」
K「あっ、なるほど。」
御「それで、さっきも申しあげましたが、
話の中での実在の人物や団体との一致は偶然です。
しかし、たまたま似たようなシチュエーションの方がおられて、
事実関係の確認に来られたわけです。」
K「小説の中の架空の人物である御厨さんと?
どうやってコンタクトすれば良いんですか。」
御「それを言ったら身も蓋もないでしょ、
現にKGRさんだって、こうやって私と会ってるわけで。」
K「あははは、そうでしたね。」
御「それで、記事の中の人物に会いたいと言われて、
会わせることはできないので、お断りしました。」
K「なるほど。小説と現実を取り違えた。」
御「ええ、取り違えたと言うか混同したと言うか、
それほど真実味、現実味があったと言うことで捉えてますけど。」
K「で、一体どの記事の誰のことだったんですか。」
御「そんなの言えませんよ、当然でしょ。
『事実は小説より奇なり』とはよくいわれることですが、
『小説は事実より現実的』とでもいいましょうか。」
K「なるほど、ウィル・フェレルとエマ・トンプソンの映画ですね、
エマ・トンプソンが小説家の。」
御「それは映画です。それに邦題は『主人公は僕だった』ですよ。
私が言っているのは慣用句としてです。
それに言いたいのは、事実がどれだけ変わっているかではなく、
小説のリアリティです。」
K「あっ、なるほど。つまり御厨さんがどれだけモデルに似ているか。」
御「そうそう、って、違うわっ。モデルは無いっつっとるだろ。」
K「ナイス乗り突っ込みで。モデルは無いんですね。」
御「いやいや、勢いで言っただけで、あるともないとも言えません。
モデルの有無ではなく、物語が限りなく現実に近いと言うことで。」
K「御厨さん、関西出身ですか。」
御「いえ、お答えできません。
ただ、知り合いに関西弁の使い手はいます。
その場合は例えば、モデルなんか無いゆうとるやろ、になります。」
K「なるほど。小説がリアリティに富んでいる、と。
早い話が小説の宣伝ですね。」
御「宣伝と言うか自慢と言うか、フィクションではありますが、
如何に現実に近いかということです。
事実だったかもしれない、いや、事実に違いない、
きっと現実にこういうことがあったんだ、と思っていただければ、
登場人物としてもうれしいですね。」
K「はい。」
御「私の行動が、それは全て小説の中で起こったことですが、
真に迫っていることを証明いただいたようなもので、
うれしくてニヤついちゃいますね。」
K「どちらの方からのお問い合わせで。」
御「それも、もちろん言えません。」
K「官公庁関係の?」
御「だから、言えません。」
K「本当に問い合わせがあったんですか?
それもネタじゃないんですか。」
御「ん。」
K「どうしました? やっぱり嘘?」
御「いや、この場合、本当だと言った方がいいのか、
そういう問い合わせがあったことも含めて
フィクションと言った方がいいのか、一瞬迷いました。」
K「それで。」
御「とりあえず、それも含めて事実かどうか明らかにしないことにします。」
K「さっきの科技庁と関係は?」
御「ありません、と言うのもヒントになるのでお答えできません。」
K「じゃ、科技庁以外。会計検査院とか。」
御「違います、とも言えません。」
K「それじゃあ、、、。」
御「KGRさん、怒りますよ。
どこかはもちろん、さっきも言ったように
そういう問い合わせがあったかどうかもお答えしないことにします。」
K「わかりました、もうこれ以上は聞きません。
御厨さんはそのほかにどういう関係のお客様と対応されましたか。
それだけはお教えください。」
御「そうですね、国交省、経産省、これらは旧建設省、通産省の時代にも
絡んだことがあります。
文科省は本省はあったかな、大学や研究所はたくさんありました。
防衛省関係も防衛庁の時にやりましたね。」
K「市ヶ谷ですか。」
御「いえ、六本木にあったときですね。」
K「2000年より前ですね。六本木にも行きました?」
御「行きました。三宿、目黒ですね、そこにも行きました。」
K「ああ、そうですか。」
御「研究所でいえば、筑波学園都市にあるところも多いですね。」
K「なるほど。」
御「あそこは面白いですよ。各メーカーがしのぎを削っています。」
K「官公庁、地方公共団体もそうですよね。」
御「そうです。各メーカーは、個別の商戦ではしのぎを削る一方、
フォーラムや研究会では一堂に会して膝を突き合わせて議論したり、
特定の分野では会社を超えてお互いに認め合ったりしてます。」
K「なるほど、面白そうですね。
そういうお話も聞かせてもらえるといいですね。」
御「いずれ、そのうちに。」
K「わかりました、それではそろそろ時間も来たようなので、
今日はこの辺で終わりたいと思います。
どうも長い間ありがとうございました。
また失礼な点がありましたらお許しください。」
御「いえ、こちらこそありがとうございました。
また、呼んでください。
それから、最後に『プレSE奔走す』をぜひ読んでください。」
K「ありがとうございました。」
* * *
D「はい、OKでーす。OK。」
K「御厨さん、ありがとうございました。」
D「御厨さん、大変ありがとうございました。
しつこく聞きまして申し訳ありませんでした。」
K「ほんとにすみませんでした。」
御「いえ、気にしてませんから。」
K「ディレクターがしつこく聞け聞けって言うもんだから。」
D「何言ってんの、こっちはプロデューサーから言われてましたんで。」
御「はい、お二人の事情はわかりますから気にしないでください。
それより、本買ってください。」
D「あっ、読んだんですけど。どうも用語がよくわかんなくて。」
御「そうですかね、まあ略語も多いですし。
英語自体は難しい単語じゃないんですけど。
わかりにくい用語は『IT用語辞典』ででも見てください。」
D「普通の書店でも売ってますか?」
御「いえ、ネット辞典です。インターネットで見てください。」
D「あ、わかりました。知らない用語が出てきたらそれで調べます。
IT用語辞典ですよね。」
御「ええ、他にも用語を解説したネット辞典はありますから、
それじゃなきゃってことはありませんけど。」
D「わかりました。」
御「じゃ、これで失礼します。」
D/K「ありがとうございました。」
「プレSE奔走す」 ISBN4-434-07543-8 1200円
セブンアンドワイ
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その他オンライン書店で。
紀伊国屋(新宿)、ジュンク堂(池袋)には店頭在庫もあります。
***
KGR(以下、Kと略)
「さて、今日は小説に登場する御厨さんに来ていただきました。」
お忙しい中、恐れ入りますが、よろしくお願いします。」
御厨(以下、御と略)
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
K「御厨さんは、小説の中では、プレSEとしてご活躍なさっていますが、
実際にもそういった関係のお仕事ですか。」
御「やだなあ、KGRさん。
よくご承知で聞いておられるんだと思いますが、
私はあくまで小説の登場人物、架空の人間です。」
K「と、すると、実在しない?」
御「繰り返しますが、小説の中の登場人物です。」
K「モデルの人物もいないと言うことですか?」
御「先ほど打ち合わせでもお話ししましたが、
モデルとなった人物がいたかどうかについてもお答えできません。」
K「いやいや、打ち合わせのことはちょっと、、、
モデルがいるようにも思えるんですけど、本当にいない?」
御「だから、繰り返しますが、私にモデルがあったかどうかお答えできません。
読者がどう取るかは自由ですが、原則肯定も否定もしないと言うことです。
今回はフィクションと謳っています。
ドキュメンタリーともノンフィクションとも言ってないわけです。
その意味で言えば、仮に実際にあった事柄、人物と一致したとしても
それは偶然です。読者が必然を感じるのは自由ですけど。」
K「じゃ、私がモデルがいると思ってもいいわけですね。」
御「もう、その話題から離れませんか。
私にモデルがいるかどうかと言うことだけを聞きたいなら、
これでインタビューは終わりにしましょう。」
K「いやいや、そう急かないでください。
モデルの有無を確かめることがは本意ではありません。
最近、御厨さんの行動がもとで騒ぎになったと言う話がありました、
それについてお聞きしたいんですが。」
御「騒ぎ、といえば騒ぎですね。
私は官公庁対応のプレSEですから、
小説の中でも国税庁、農水省、最高裁、会計検査院、科学技術庁、など
いろいろと対応しているわけで、」
K「小説には会計検査院とか出てきませんけど。」
御「あっ、そうですね。科学技術庁も今は改編されてなくなりました。」
K「文科省に統合されましたね。」
御「いえ、私の対応していた部局は総理府、あわわわ、と今の発言はカットで。」
K「総理府は今は内閣府ですね。間違いと言うことで。」
御「いや、総理府云々はカットして、文科省に統合された、で。」
K「はい? まあいいや、わかりました。」
御「それで、それらの官公庁やその外郭団体での対応、
まあ、私が主人公だったリ、知り合いの部課長が主人公だったリ。」
K「それもモデルが?」
御「いえ、彼らも小説の登場人物に過ぎません。
自分で言うのもなんですけど、活躍と言うか、プレ活動と言うか、
あるいは社内での軋轢とか、労務管理上の問題とか。」
K「結構大変な業界のようですからね。」
御「まあ、本当かもしれないし、本当じゃないかもしれない。
そういうことを書いているわけです。」
K「書いている?」
御「ええ、ここのブログじゃありませんけど。」
K「あっ、なるほど。」
御「それで、さっきも申しあげましたが、
話の中での実在の人物や団体との一致は偶然です。
しかし、たまたま似たようなシチュエーションの方がおられて、
事実関係の確認に来られたわけです。」
K「小説の中の架空の人物である御厨さんと?
どうやってコンタクトすれば良いんですか。」
御「それを言ったら身も蓋もないでしょ、
現にKGRさんだって、こうやって私と会ってるわけで。」
K「あははは、そうでしたね。」
御「それで、記事の中の人物に会いたいと言われて、
会わせることはできないので、お断りしました。」
K「なるほど。小説と現実を取り違えた。」
御「ええ、取り違えたと言うか混同したと言うか、
それほど真実味、現実味があったと言うことで捉えてますけど。」
K「で、一体どの記事の誰のことだったんですか。」
御「そんなの言えませんよ、当然でしょ。
『事実は小説より奇なり』とはよくいわれることですが、
『小説は事実より現実的』とでもいいましょうか。」
K「なるほど、ウィル・フェレルとエマ・トンプソンの映画ですね、
エマ・トンプソンが小説家の。」
御「それは映画です。それに邦題は『主人公は僕だった』ですよ。
私が言っているのは慣用句としてです。
それに言いたいのは、事実がどれだけ変わっているかではなく、
小説のリアリティです。」
K「あっ、なるほど。つまり御厨さんがどれだけモデルに似ているか。」
御「そうそう、って、違うわっ。モデルは無いっつっとるだろ。」
K「ナイス乗り突っ込みで。モデルは無いんですね。」
御「いやいや、勢いで言っただけで、あるともないとも言えません。
モデルの有無ではなく、物語が限りなく現実に近いと言うことで。」
K「御厨さん、関西出身ですか。」
御「いえ、お答えできません。
ただ、知り合いに関西弁の使い手はいます。
その場合は例えば、モデルなんか無いゆうとるやろ、になります。」
K「なるほど。小説がリアリティに富んでいる、と。
早い話が小説の宣伝ですね。」
御「宣伝と言うか自慢と言うか、フィクションではありますが、
如何に現実に近いかということです。
事実だったかもしれない、いや、事実に違いない、
きっと現実にこういうことがあったんだ、と思っていただければ、
登場人物としてもうれしいですね。」
K「はい。」
御「私の行動が、それは全て小説の中で起こったことですが、
真に迫っていることを証明いただいたようなもので、
うれしくてニヤついちゃいますね。」
K「どちらの方からのお問い合わせで。」
御「それも、もちろん言えません。」
K「官公庁関係の?」
御「だから、言えません。」
K「本当に問い合わせがあったんですか?
それもネタじゃないんですか。」
御「ん。」
K「どうしました? やっぱり嘘?」
御「いや、この場合、本当だと言った方がいいのか、
そういう問い合わせがあったことも含めて
フィクションと言った方がいいのか、一瞬迷いました。」
K「それで。」
御「とりあえず、それも含めて事実かどうか明らかにしないことにします。」
K「さっきの科技庁と関係は?」
御「ありません、と言うのもヒントになるのでお答えできません。」
K「じゃ、科技庁以外。会計検査院とか。」
御「違います、とも言えません。」
K「それじゃあ、、、。」
御「KGRさん、怒りますよ。
どこかはもちろん、さっきも言ったように
そういう問い合わせがあったかどうかもお答えしないことにします。」
K「わかりました、もうこれ以上は聞きません。
御厨さんはそのほかにどういう関係のお客様と対応されましたか。
それだけはお教えください。」
御「そうですね、国交省、経産省、これらは旧建設省、通産省の時代にも
絡んだことがあります。
文科省は本省はあったかな、大学や研究所はたくさんありました。
防衛省関係も防衛庁の時にやりましたね。」
K「市ヶ谷ですか。」
御「いえ、六本木にあったときですね。」
K「2000年より前ですね。六本木にも行きました?」
御「行きました。三宿、目黒ですね、そこにも行きました。」
K「ああ、そうですか。」
御「研究所でいえば、筑波学園都市にあるところも多いですね。」
K「なるほど。」
御「あそこは面白いですよ。各メーカーがしのぎを削っています。」
K「官公庁、地方公共団体もそうですよね。」
御「そうです。各メーカーは、個別の商戦ではしのぎを削る一方、
フォーラムや研究会では一堂に会して膝を突き合わせて議論したり、
特定の分野では会社を超えてお互いに認め合ったりしてます。」
K「なるほど、面白そうですね。
そういうお話も聞かせてもらえるといいですね。」
御「いずれ、そのうちに。」
K「わかりました、それではそろそろ時間も来たようなので、
今日はこの辺で終わりたいと思います。
どうも長い間ありがとうございました。
また失礼な点がありましたらお許しください。」
御「いえ、こちらこそありがとうございました。
また、呼んでください。
それから、最後に『プレSE奔走す』をぜひ読んでください。」
K「ありがとうございました。」
* * *
D「はい、OKでーす。OK。」
K「御厨さん、ありがとうございました。」
D「御厨さん、大変ありがとうございました。
しつこく聞きまして申し訳ありませんでした。」
K「ほんとにすみませんでした。」
御「いえ、気にしてませんから。」
K「ディレクターがしつこく聞け聞けって言うもんだから。」
D「何言ってんの、こっちはプロデューサーから言われてましたんで。」
御「はい、お二人の事情はわかりますから気にしないでください。
それより、本買ってください。」
D「あっ、読んだんですけど。どうも用語がよくわかんなくて。」
御「そうですかね、まあ略語も多いですし。
英語自体は難しい単語じゃないんですけど。
わかりにくい用語は『IT用語辞典』ででも見てください。」
D「普通の書店でも売ってますか?」
御「いえ、ネット辞典です。インターネットで見てください。」
D「あ、わかりました。知らない用語が出てきたらそれで調べます。
IT用語辞典ですよね。」
御「ええ、他にも用語を解説したネット辞典はありますから、
それじゃなきゃってことはありませんけど。」
D「わかりました。」
御「じゃ、これで失礼します。」
D/K「ありがとうございました。」
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