野球漫画キャラランキング

ベスト１０テーブルを表示したかったのだが、
字数制限に引っ掛かって、投稿できない。
追加したテーブルのタグは最低限なのだが、
ｇｏｏの用意してくれたテーブルが文字数が多すぎる。

表示では９７００字くらいになっているのだが、
投稿すると１００００字を超えているとエラーになる。
やむなく元のテーブルは省略するので、リンクから見てほしい。

元記事には漫画のタイトルを含んだベスト30が載っている。
好感の持てる野球漫画のキャラクターランキング - goo ランキング

ここで、少し違った見方をしてみよう。

ひとつはマンガ単位。
上杉和也も上杉達也も同じタッチのキャラ。
同様に山田太郎、里中、殿馬、岩鬼はドカベン。
これを合算してみるとどうなるか。

もう一つは作者単位。
タッチもＨ２も同じあだち充。
ドカベンもあぶさんも水島新司。
これを合算するとどうなるか。

この場合、巨人の星や侍ジャイアンツのように、
ストーリーと作画が違うものをどう見るかという問題はあるが、
ここでは「絵」を中心に考えてみる。

また、３０位以下のデータがランキングに影響する可能性もあるが、
無視できるものとする。

その結果、
まずはマンガ単位。

好感の持てる野球漫画ランキング 1 タッチ（196.8） 2 ドカベン（195.6） 3 巨人の星（111.9） 4 キャプテン（53.0） 5 Ｈ２（50.3） 6 あぶさん（38.0） 7 ＭＡＪＯＲ（38.0） 8 侍ジャイアンツ（23.2） 9 大きく振りかぶって（ひぐちアサ、19.2） 10 男どアホウ甲子園（10.1）

マンガ単位で集計してもタッチとドカベンが大接戦。
次に作者単位でみると、

好感の持てる野球漫画作者ランキング 1 あだち充（247.1） 2 水島新司（243.7） 3 川崎のぼる（111.9） 4 ちばあきお（53.0） 5 満田拓哉（38.0） 6 井上コウ（23.2） 7 ひぐちアサ（19.2） 8 こせきこうじ（8.6） 9 なかいま強（6.7） 10 石ノ森章太郎（5.4）

と、これまた「あだち充」と「水島新司」が競る結果になった。
何か予想通りというか、意外な展開がなくて面白くないけど、こうでした。


意外性のない結果になったので、ついでに、うんちくをひとつ。

「ちばあきお」は、「ちばてつや」の実弟。
当初は「ちばてつや」のアシスタントをしていたが、
「キャプテン」「プレイボール」などで人気を博した。
そのキャラはほのぼのとして、見た目にかっこいいわけではないが、
ひたむきで一生懸命、好感のもてる漫画だった。
しかし、若くして行き詰まり、自殺。
惜しまれる死であった。

その「ちばあきお」のアシスタントの一人が「なかいま強」。
「わたるがぴゅん!」は、２０年にわたって連載され、
単行本にして５８巻を数える。
薄学にして、この漫画のことは知らなかったが、
「なかいま強」は現在「黄金のラフ」「ライスショルダー」を連載中で、
「黄金のラフ」は単行本２１巻までがうちの書棚に収まっている。