２０１７年日本プロ野球ドラフト会議、その１（第１順指名選手）

いや、すごいことはすごいんですが、本人のせいでも何でもないのですが、
マスコミの煽り方には不満です。

広島東洋カープが中村選手を指名するであろうことは、分かってましたし、
１１球団競合とか１０球団競合とか、野茂を超える新記録（９球団以上）だとか、
散々煽っておいて、蓋を開ければそんなことは誰も言っていないかのような伝え方。

大体、昨日の感触では某局は指名するのは半分くらいだろう、といっていたから、
その読みが良い線だったわけで、たぶん各メディアもその程度の感触だったと思います。
でも、他局に負けないように煽らずにいられないのはメディアの性（さが）かも。

とはいえ、過半数の７球団競合はそれはそれですごいことです。
高校生では最多タイですしね。

本人が言うように高校の記録はプロでは関係ない。
素質には十二分に恵まれているのだから、これからの本人の努力次第だと思います。

高校大学と常に日の当たる場所を渡り歩き、ご本人も「持っている」と言いつつ、
プロでは散々な成績の選手もいますが、聞くところによればかなりの練習嫌いだそうで、
それでは、成長しない（しなかった）のも無理からぬところ。

そういうのも他山の石として、あるいは反面教師として生かしていただければ、
必ずや大成し、球界を代表する選手になるでしょう。

ドラフト会議の第１位指名は表の通りです。
くじ運、と言ってしまえば簡単ですが、めぐりあわせと言うか、なんというか
それこそ悲喜こもごもですね。