NPB、日本シリーズ、楽天優勝

両軍譲らず３勝３敗で迎えた第７戦。
先発は第３戦と同じ美馬と杉内。

杉内は１回２回と失点しまたも２回途中まで。

１回表裏、両軍ともに走者を置いてショートがエラーしたが、
点が入る入らないで明暗が分かれた。

美馬は６回まで１安打無失点。
後を継いだのは則本で２回を無失点。

そして最後は田中将大が２安打打たれながらも試合を締めて、
ジャイアンツを零封して勝利、日本シリーズをものにした。

ジャイアンツは昨日活躍したと書いた３人は、ロペスが２安打したものの、
橋由伸、坂本、それに阿部慎もノーヒットだった。

シリーズＭＶＰは２勝を挙げた美馬。
昨日勝ってれば田中だったでしょうけど。

ともかく、２０１３年の日本プロ野球は
東北楽天ゴールデンイーグルスの優勝で幕を閉じた。

イーグルス、そしてイーグルスファンの方々、おめでとう。

写真は、優勝決定の瞬間




＊

さて、へそ曲がりな私としては一言書いておきたい。

昨日もちょっと書いたが、シリーズ第７戦で「泣いても笑ってもこれが最後」とか、
「今シーズン最終戦」とか言ってましたし、殆どの人はそういう認識でしょうが、
理論的には最終戦とは限らない。

引き分けになれば第８戦があり得る。
（もちろん選手監督は先刻ご承知だが、引き分けで良いと思っているはずがない）

１９５０年以降、途中引き分けの有ったケースは６回（７試合）あり、
そのうち５回は７戦目までに決着しているが、（５戦、６戦各１回、７戦３回）
１９８６年は初戦引き分けの後、３勝３敗となって第８戦で決着した。